長崎市・時津町・長与町の外壁塗装・屋根塗装なら株式会社ヌリケン・プラス(プロタイムズ長崎北店)へお任せください!

塗想ブログ

塗料の種類(耐用年数、機能性)と塗装デザインを徹底解説

「お家がそろそろ築10年、外壁塗装をしたいけど塗料の種類が多くてよくわからない…」

ホームセンターでも気軽に手に入れることができるようになった塗料ですが、種類が豊富で、用途に応じて異なった商品があり、塗装会社からの説明を聞いてもよくわからないということもあります。

 

塗料の特徴、費用感、何を見て比べれば良いのかわかるように、順序立ててわかりやすくご紹介いたします。

正しい知識を身につけることで、営業トークに騙されず、何が良い塗料で自宅にあったものなのかを見つけることができるようになります。

 

 

 

塗料の種類について

外壁塗装で使用する塗料の種類について、知っておくべき内容を簡単にわかりやすくご紹介いたします。

順番に読んでいただくことで、理解が深まるようになっておりますので、ここは飛ばさずに読み進めてみてください。

 

水性塗料と溶剤系塗料(油性)

塗料には大きく分けて、水性塗料と溶剤系塗料があります。

水性塗料 は、水道水と混ぜて扱うもので、環境に配慮した塗料として一般住宅に多く使用されています。

溶剤系塗料 は、シンナーなどの有機溶剤と混ぜて扱います。有機溶剤によっても、弱溶剤(塗料用シンナー)、強溶剤(ラッカー、シンナー、トルエン、キシレンなど)がありますが、戸建て住宅では弱溶剤系が主に使用されます。

 

従来は、溶剤系塗料が一般的で耐久年数も優れていましたが、近年では水性塗料でも同等の耐久年数を発揮するものが開発されています。臭いが少なく、扱いやすいことから、戸建て住宅では水性塗料を使用することが一般的となっています。

 

1液型と2液型

水性塗料と油性塗料の中でも、1液型と2液型という種類に分けられています。

1液型 は、塗料缶を開けて、水やシンナーで薄めてすぐに使用できるもののことを言います。

2液型 は、塗料缶を開けて、別途硬化剤を混ぜ合わせることで使用できるもののことを言います。

例として、2つを混ぜて使うボンドなどと同じイメージになります。

一般的には、2液型の方が耐久性が優れています。

 

原料の違いについて(アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機)

ここまで、塗料の大まかな分類についてご紹介いたしました。

次に、塗料の原料である「樹脂」の違いによる耐久性について解説します。

「樹脂」とは、塗料の骨格であり、防水性を発揮する塗膜を形成するものです。この樹脂の性能によって、塗料の耐用年数が変わってきます。

・アクリル:3年~5年

・ウレタン:5年~7年

・シリコン:7年~10年

・フッ素:10年~15年

・無機:15年~20年

 

外壁塗装工事の見積もりを取った際には、この樹脂に応じた施工プランが提案されます。ここまで知識を得ていれば、どのくらいの耐用年数の塗料なのか、その塗料は水性か油性か、1液型か2液型かがわかるようになります。

 

関連記事▶プロタイムズ長崎北店 | 塗想ブログ
『 塗料の種類とは?各種塗料の特徴と用途を徹底解説! 』

 

 

さまざまな観点から選ぶおすすめ塗料

ここまでで塗料の種類はわかったけど、結局どれを選べば良いかわからないかと思います。

そこでさまざまな観点から、どの塗料がおすすめかご紹介いたします。

 ・耐久性

 ・費用

 ・機能性

それぞれを解説いたします。

 

 

耐久性で選ぶならコレ

高耐久な塗料で、住宅を長く綺麗な状態に保ちたい方は、これらの塗料がおすすめです。

 

▪️ 無機塗料 | 耐用年数15年~20年

無機塗料は、無機物(セラミックやケイ素など)が配合された塗料で、最も長い耐用年数を誇ります。

メリット ・耐候性、耐久性に最も優れる

・防汚性が高い

デメリット ・価格が高い

・施工できる塗装会社が少ない

こんな人におすすめ 予算に余裕があり、メンテナンスサイクルを長くし、ランニングコストを下げたい方。

長い期間美しい外観を保ちたい方。

関連記事▶プロタイムズ | 外壁ジャーナル
『 無機塗料 』

 

▪️ フッ素塗料 | 耐用年数約15年

フッ素塗料は、フッ素樹脂を配合した塗料で、紫外線に非常に強く優れた防汚性、耐久性があります。

メリット ・耐候性、耐久性に優れる

・防汚性が高い

デメリット ・価格が高い

 

こんな人におすすめ 15年の周期でメンテナンスを行なうことが、ライフプランに合わせやすい。長期的に美観を維持しながら、ランニングコストも抑えたい方。

関連記事▶プロタイムズ | 外壁ジャーナル
『 フッ素塗料 』

 

▪️ ラジカル塗料 | 耐用年数12年~15年

ラジカル塗料は、紫外線によって塗料から発生するラジカルを抑制する技術を利用した塗料です。ラジカルは、塗料を劣化させる因子です。この発生を抑制することで、耐用年数を長くすることに成功した塗料が、ラジカル塗料となっています。

ラジカル塗料は、シリコングレードの塗料にプラスして機能が付与されていることが多いです。

つまり、シリコンとフッ素塗料の中間の耐用年数が期待されます。

メリット ・シリコンよりも耐久性に優れる
デメリット ・フッ素塗料の次に価格が高い
こんな人におすすめ 新築の美しさをより長く保ちたい方。シリコンよりも高機能塗料が良い方。

関連記事▶プロタイムズ | 外壁ジャーナル
『 ラジカル塗料 』

 

▪️ シリコン塗料 | 耐用年数10年~12年

シリコン塗料は、アクリルシリコン樹脂を主成分とし、コスト、耐久性においてバランスが良い塗料です。

メリット ・費用が安くコストを抑えられる
デメリット ・フッ素やラジカル塗料に比べて耐久性が低い
こんな人におすすめ 費用を抑えながらも、ある程度の耐久性を求める方。

関連記事▶プロタイムズ | 外壁ジャーナル
『 シリコン塗料 』

 

 

費用で選ぶならコレ

塗料の費用を抑え、できるだけ負担を減らしたい方は、これらの塗料がおすすめです。

 

 

▪️ ウレタン塗料 | 耐用年数5年~8年

ウレタン塗料は、ウレタン樹脂を主成分とし、柔軟性に優れている特徴があります。

メリット ・柔軟性が高い

・幅広い下地に塗装できる

デメリット ・耐久性が低い

・色褪せしやすい

こんな人におすすめ 費用を抑えたい方

関連記事▶プロタイムズ | 外壁ジャーナル
『 ウレタン塗料 』

 

▪️ アクリル塗料 | 耐用年数約5年

アクリル塗料は、アクリル樹脂を主成分とし、比較的安価に手に入る塗料です。

メリット ・最も安価な塗料

・カラーバリエーションが豊富

デメリット ・耐久性が低い

・色褪せが早い

こんな人におすすめ 短期間の間だけ綺麗な見た目を保ちたい方。頻繁に塗り替えをして色を変えたい方。

関連記事▶プロタイムズ | 外壁ジャーナル
『 アクリル塗料 』

 

 

機能性で選ぶならコレ

機能性塗料といって、さまざまな付加効果をもつ塗料もあります。これらの塗料の耐用年数は、樹脂の種類で決まります。

例えば、遮熱塗料でも、遮熱シリコン塗料なら10年~12年、遮熱フッ素塗料なら約15年の耐用年数になります。

 

▪️ 遮熱性能

遮熱機能は、太陽の光を反射し、塗装表面の温度上昇を抑える働きをするものです。建材の熱による劣化も軽減し、真夏の室内温度を下げてくれる効果があります。

メリット ・遮熱効果により夏の光熱費を抑えられる

・熱劣化を軽減し、長持ちにつながる

デメリット ・価格が高い

・色に制限がある場合がある

こんな人におすすめ 夏の冷房費を抑え、できるだけ涼しく快適に過ごしたい方。

関連記事▶プロタイムズ | 外壁ジャーナル
『 遮熱塗料 』

 

 

▪️ 低汚染性能

低汚染性能は、排気ガスや土埃などの汚染物質が付きにくく、住宅の美観を長く維持できるものです。

メリット ・親水性が高い塗膜で、汚れを雨で洗い流す
デメリット ・価格が高い
こんな人におすすめ 住宅の美観をより長く保ちたい方。外壁に汚れがつきやすい環境にお住まいの方。

関連記事▶プロタイムズ | 外壁ジャーナル
『 低汚染塗料 』

 

 

▪️ 光触媒機能

光触媒機能は、塗料中の酸化チタンが太陽光と反応し、外壁に付着した汚れを分解する機能です。

メリット ・セルフクリーニングで外壁を綺麗に保つ
デメリット ・価格が高い

・太陽光が当たらない外壁面は効果が低い

こんな人におすすめ 住宅の美観を長く保ちたい方。

関連記事▶プロタイムズ | 外壁ジャーナル
『 光触媒塗料 』

 

 

塗料や技法によっては、デザインの種類が変わる

使用する塗料や、その施工方法によって、塗装デザインにさまざまな選択肢があります。

単色で塗る塗装が最も一般的ですが、デザイン性の高いサイディングなどはその風合いが失われてしまいます。モルタル壁なども、砂っぽい質感を消さずに塗装する工法などがあります。

 

▪️マルチカラー工法

マルチカラー工法は、デザイン性の高い多彩色のサイディングの塗り替えなどに採用されています。

単色で塗り上げるのではなく、2,3色を使って目地とトップの色を塗り分けます。既存のデザインを再現することもできますし、似た模様でも違う色にすることもできます。

※マルチカラー工法は塗料メーカー「株式会社アステックペイント」での呼び名となります。

 

▪️グラナート工法

グラナート工法は、外壁上塗り用の仕上げ材で、吹き付け塗装により施工を行ないます。

塗料に特殊な骨材(砂)を混ぜてあり、まるで天然石を思わせる高級感のある多彩模様に仕上げることができます。

 

▪️デザインシート工法

デザインシート工法は、シート状の素材にデザインがプリントされており、アクセントとして外観を彩ることができます。数十種類のデザインがあり、オリジナルデザインにも対応しています。

 

以上のような特殊な技法は、対応できる職人が限られており、施工できる塗装会社はあまりいません。デザイン性の高い塗装工事をお考えの方は、これらの施工に対応した塗装会社か事前に確認しておきましょう。

 

 

施工事例のご紹介

当店の施工事例から、どのような仕上がりになるのか具体的にご紹介いたします。

 

▪️フッ素プラン×マルチカラー工法

⚪︎After

⚪︎Before

こちらは、フッ素塗料×マルチカラー工法によって仕上げた住宅です。

元々多彩模様のサイディングがアクセントになったオシャレな外観で、施工前後を比較すると、施工前は色褪せた印象になっていたのがわかります。

通常の塗装では、多彩模様のサイディングが単色になってしまいます。そこで、マルチカラー工法を取り入れることで、多彩模様のデザインを活かした新築のような仕上がりになっています。

超低汚染性のフッ素塗料を使用しており、汚れがつきにくく耐用年数が高いので、長く綺麗な外観を維持することができます。

使用した施工事例

 

 

▪️シリコン塗料×ツートンカラー

⚪︎After

⚪︎Before

 

こちらは、シリコン塗料×ツートンで仕上げた住宅です。

元々のデザインは、単色でシンプルで爽やかな印象のある仕上げになっていました。今回せっかく塗り替えるなら、ガラッと雰囲気を変えてみたいとの要望で、おしゃれなツートンカラーで仕上げました。

新築の時からこのデザインであったかのように、サッシの色にも合い、全体的にまとまりがあります。雨樋の色を白から濃い色に変えたことにより、引き締まった重厚感のある雰囲気を出しています。

使用した施工事例

 

 

長崎市で外壁塗装するならプロタイムズ長崎北店へ!

外壁塗装用の塗料の種類について、理解が深まったのではないでしょうか?

・水性、油性

・1液型、2液型

・樹脂の違いによる耐用年数の違い

 

さらに、機能性を付与した塗料も多く開発されており、遮熱塗料、低汚染性塗料、光触媒塗料などがあります。

 

また、塗料や施工方法でデザイン性にも幅があります。

・マルチカラー工法

・グラナート工法

・デザインシート工法

 

これらの施工は、対応していない塗装会社もいますので、問い合わせの際に事前に確認しておきましょう。

 

初めて外壁塗装工事では、塗料の種類もよくわからないという方がほとんどです。DIYなどで身近になってきた塗料ですが、実はたくさんの種類があり、何を選べば良いかなかなか判断が難しいです。

この記事から塗料について正しい知識を得て、納得いくプランで工事をする参考になれば幸いです。

 

当社は、お客様が分かりやすいように塗料について、施工方法について詳しくご説明させていただいております。

各種デザイン工法にも対応しており、点検、お見積もりは無料で行なっておりますのでお気軽にお問い合わせください。

リンク▶プロタイムズ長崎北店 | 外壁塗装メニュー

リンク▶プロタイムズ長崎北店 | 屋根塗装メニュー

リンク▶プロタイムズ長崎北店 | 施工事例一覧

 

外壁塗装・屋根塗装はプロタイムズ長崎北店(株式会社ヌリケン・プラス)にご相談ください。

 

人気記事

カテゴリー

カテゴリーはありません

お問い合わせはお気軽に!
ご都合にあわせてお問い合わせ方法をお選びください。

メールの方はこちら
お問い合わせ
  • 無料イベントお申し込み
  • お問い合わせ・無料お見積もり
to top