塗想ブログ
附帯部について第二弾
2024年12月21日(土)
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こんにちは!ヌリケン・プラスの男澤です🐈
今回は以外と知らない!?附帯部のことについてお伝えしていきます☺🌈
今回お伝えするのは水切りについて…💛
水切りとは、建物の外壁や屋根、サッシ周りなどに設置される金具や部材のことを指します。
主な目的は、雨水や湿気を適切に排水し、建物内部への浸入を防ぐことです。
この写真の黒い横になっている部材のことをいいます。これが
コンクリートの基礎と外壁の間にあるので基礎水切りといいます。
水切りの名前の由来
「水切り」という言葉は、建物にかかった水を適切に「切る」ように流すという意味からきています。
「水を切る」機能:雨水が外壁や屋根をつたい、内部へ浸透しないように適切に排水します。
「水を逃がす」役割:水がたまらないよう、流れを誘導します✨
古くからの知恵:日本建築では木造建築が多く、雨水が木材を
腐らせることを防ぐために水切り技術が発展しました☺
水切りの歴史的背景
日本建築における水切り
木材や土壁を守るため、水の流れをコントロールする技術として「水切り」が生まれました。
西洋建築における水切り
石造りやレンガ造りの建物では、雨水の浸入が構造全体の劣化につながるため、水切り技術が発達しました。
近代建築
近代建築では、コンクリートやサイディングボードなど新しい建材が登場し、
それに合わせた金属製の水切り部材が使われるようになりました。
特に基礎部分やサッシ周りには、効率的な排水を促すために
専用の水切りが設置されるようになりました。
水切りの目的
雨水の排水
①雨水が建物内部に浸入するのを防ぎます。
②水が溜まることなく、地面に排水されるように誘導します。
建材の劣化防止
木材やコンクリート、サイディング材が雨水によって腐食・劣化するのを防ぎます。
美観の維持
雨だれ跡や汚れが外壁に残らないようにします。
建物寿命の延長
建材が水分を吸収しないことで、建物全体の寿命が延びます。
水切りの設置場所
基礎水切り
場所:外壁と基礎コンクリートの境目です。
役割:外壁に流れた水が基礎部分に浸入するのを防ぎます。
窓サッシ周り
場所:窓枠やサッシの下部です。
役割:窓から浸入する雨水を外部に排出します。
屋根の軒先
場所:屋根の端部分です。
役割:屋根から流れ落ちる水を軒樋(のきどい)へ誘導します。
外壁材の継ぎ目
場所:外壁材(サイディングボード)の継ぎ目部分です。
役割:雨水が継ぎ目から内部に浸入しないようにします。
水切りの種類
基礎水切り
基礎と外壁の間に取り付けられ、雨水の侵入を防ぎます。
サッシ水切り
窓枠下部に取り付けられ、雨水を外へ逃がします。
屋根水切り
屋根の軒先やケラバ部分に設置し、雨水を樋へ誘導します。
外壁水切り
サイディングやモルタル外壁の継ぎ目部分に取り付けます。
水切りの素材
ガルバリウム鋼板
耐久性と防錆性が高く、長期間使用できます。
ステンレス
錆びにくく、耐久性に優れています。
アルミニウム
軽量で加工しやすいが、傷がつきやすいです。
塩化ビニール
コストが安く、軽量です。
水切りの重要性
①雨漏り防止:建物内部への水の侵入を防ぎます。
②カビ・腐食の防止:湿気によるカビや木材の腐食を防ぎます。
③建物の長寿命化:水分の浸入を防ぐことで建物の寿命を延ばします。
④美観維持:雨だれ跡や汚れの防止します。
以上が附帯府の水切りについてです。とても重要な部位であること
が分かりますね💛
次回も附帯部についてお伝えしていきます✊🔥
お住まいの状態やご希望に応じて
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