塗想ブログ
【長崎の外壁塗装】シーリング(コーキング)で家の寿命が変わる|打ち替え・増し打ち/先打ち・後打ちを超わかりやすく
2026年03月28日(土)
外壁塗装の話をすると、塗料に注目が集まりがちです。
でも実は、現場で「家の寿命」を左右しやすいのが
**シーリング(コーキング)**です。
- 目地(外壁の継ぎ目)
- サッシ周り
- 外壁と部材の取り合い
こういうところに入っているゴムのような材料がシーリング。
ここが傷むと、水が入りやすくなり、
今回は、シーリングでよく出る疑問である
「打ち替えと増し打ちの違い」
「先打ちと後打ちの違い」
を、できるだけ分かりやすく解説します。
そもそもシーリングの役割は3つ
シーリングは“隙間を埋めるだけ”ではありません。
- 防水:水の侵入を防ぐ
- 緩衝:外壁材の動きを吸収する(ひび割れ防止にも)
- 保護:外壁材の端部を守る
つまり、シーリングは「家の弱点」を守る存在です。
ここが弱いと、塗装の性能が活きません。
① 打ち替えと増し打ちの違い(ここが一番大事)
打ち替えとは?
古いシーリングを 撤去して、新しく打ち直す方法です。
古い材料の劣化をリセットできる
耐久性を確保しやすい
目地の中まで新しくなる
基本的に、目地(外壁の継ぎ目)は 打ち替えが王道です。
(例)
〇シーリング撤去

〇シーリング打設

増し打ちとは?
古いシーリングを撤去せず、その上に 足して打つ方法です。
撤去できない場所に向く
工期や手間が減る場合もある
下地の状態によっては耐久性が落ちる場合がある
典型例は、サッシ周りです。
サッシ周りは構造上、撤去が難しい(
(例)

どっちが正解?
結論はこれです。
- 目地(外壁の継ぎ目):基本は打ち替え
- サッシ周り:状況により増し打ち(または打ち替え可能な範囲で)
大事なのは、「全部打ち替え/全部増し打ち」ではなく場所ごとに最適を選べているかです。
② 先打ちと後打ちの違い(塗装との関係)
ここが分かると、見積や説明が一気に理解しやすくなります。
先打ちとは?
シーリングを先に施工して、その後に塗装する方法です。
シーリングの上も塗膜で保護される
紫外線に強くなりやすい
施工手順の管理が大事(乾燥・汚れ)
「シーリングを長持ちさせたい」方向性では、
後打ちとは?
塗装を先に仕上げて、最後にシーリングを打つ方法です。
シーリングが動きやすく、割れにくい場合がある
仕上がりのラインがきれいに出やすい
シーリングが露出するため、紫外線の影響を受けやすい場合がある
どちらが良い悪いではなく、建物の条件・材料・設計思想で選ぶべきものです。
先打ち/後打ちで大事なのは「材料とセット」
ここは重要なので、分かりやすく言います。
やり方よりも、“材料選びと施工管理”が命です。
- プライマー(接着剤)が適切か
- 3面接着になっていないか(後述)
- 充填量が足りているか(肉やせしないか)
- 乾燥時間が守られているか
- 仕上げが丁寧か(押さえ、はみ出し)
ここが整っていれば、先打ちでも後打ちでも、
③ 失敗しやすいポイント(ここだけは覚えてほしい)
(重要)3面接着はNGになりやすい
シーリングは本来、**2面接着(左右の壁に接着して、底には接着しない)**
底にくっついてしまうと(3面接着)、動いたときに引っ張られて切れやすくなります。
そのために使うのが **ボンドブレーカー(バックアップ材)**です。
ここを丁寧にやる会社は、シーリングの理解が深いです。
肉やせ(薄い・へこみ)も要注意
見た目がへこんでいる、薄い。
これは耐久性が落ちやすいサインです。
“きれいに見える”より、必要な厚みがあることが大事です。
④ 見積書で確認するポイント(シーリング編)
見積書で最低限確認したいのは、この5つです。
- 打ち替え/増し打ちが分けて書いてあるか
- 施工箇所(目地、サッシ周り、取り合いなど)が明確か
- m(メートル)数量が書かれているか
- 材料名(メーカー・グレード)が書かれているか
- プライマー・撤去・清掃など工程が省略されていないか
“シーリング一式”だけだと不安が残りやすいので、
(例)

ヌリケン・プラスのこだわり(安心のために)
私たちはシーリングを「付帯作業」ではなく、防水の要=家を守る主役級の工程として扱っています。
- 場所によって打ち替え/増し打ちを使い分ける
- 下地・プライマー・乾燥時間を守る
- 2面接着を意識し、必要な資材を適切に使う
- 肉やせを起こさない充填と仕上げ
- 工事中も写真で説明し、納得して進める
“見えないところこそ、丁寧に”。
ここが仕上がりと寿命を左右すると本気で考えています。
まとめ:シーリングが分かると、塗装の判断が一気にラクになる
- 目地は基本「打ち替え」
- サッシ周りは状況によって「増し打ち」
- 先打ち/後打ちは、材料と管理がセット
- 2面接着(3面接着NG)と肉やせが超重要
- 見積は「箇所・m数量・材料名」を確認
もし今、
「打ち替えと増し打ち、うちはどっち?」
「見積のシーリングが一式で不安」
そんな疑問があれば、遠慮なくご相談ください。
不安を整理して、納得できる判断を一緒に作ります。
※無理な営業はいたしません。
株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡幸洋
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