塗想ブログ
第106弾:【長崎の外壁塗装】ベランダ床が“膨れ・フカフカ”は危険?|防水層の劣化サインと判断基準
2026年06月10日(水)
前回(第105弾)は、排水口(ドレン)の詰まりが防水に与える影響をお話しました。
今回は、ベランダでよくある“気になる症状”です。
「床がふわっとする」
「踏むとペコペコする場所がある」
「表面が膨れて見える」
結論から言うと、ベランダの膨れ・フカフカは、単なる汚れではなく 防水層(中身)が弱っているサインのことがあります。
ただし、すべてが緊急というわけではないので、落ち着いて判断しましょう。
今日は、劣化サインの見分け方と、次にやるべきことをお教えします!
まず結論:「表面の問題」か「防水層の問題」かで対応が変わる
・ 表面(トップコート)が傷んでいるだけ → ”メンテ(トップコート)”で延命できることがある
・ 防水層(下の層)まで傷んでいる → 部分補修〜改修の検討が必要
膨れ・フカフカは、後者の可能性が上がるサインです。
よくある劣化サイン(症状別に整理)
サイン①:ぷくっと膨れている(膨れ)
・ 見た目に丸く盛り上がっている
・ 押すと柔らかい感じがすることも
考えられる原因
水分や空気が層の間に入り、浮いている状態の可能性。
サイン②:踏むとペコペコ/フカフカする
・ 一部だけ柔らかい
・ 踏むと沈むような感覚
考えられる原因
防水層の浮き、下地の劣化、または水分滞留が疑われます。
(特に排水不良があると起きやすい)
サイン③:ひび割れが太い/広がっている
・ 細い線ではなく、はっきり割れている
・ 端部や角に集中
(例)

考えられる原因
動きや水の影響で、防水層が追従できていない可能性。
サイン④:端部(立ち上がり)や排水口周りが切れている
第104〜105弾の続きですが、ここが一番重要です。
(例)

考えられる原因
水が溜まりやすい・動きやすい場所で劣化が先行していることが多いです。
緊急度の目安(焦らない判断)
次のように考えると落ち着きます。
まずは早め相談(優先度高)
・ フカフカが“広範囲”
・ 膨れが増えてきた
・ 排水が悪く、水たまりが残る
・ 室内側にシミがある(雨の日と連動)
・ 端部や排水口周りに切れがある
経過観察でも良いことがある(ただし点検推奨)
・ 小さい膨れが1箇所だけ
・ フカフカが軽微で増えていない
・ 排水が良好で、水が残らない
※ただし、防水は「様子見でも定点チェック」が大事です(写真で記録)。
やってはいけないNG対応(不安を増やす)
・ 膨れを自分で切る/穴を開ける
・ 強い高圧洗浄を至近距離で当てる
・ 強い薬剤を自己判断で使う
・ 不安定な姿勢で高所作業
防水層を傷つけると、逆にリスクが上がります。
相談するときの写真の撮り方(これだけでOK)
・ 全景:ベランダ全体が分かる
・ 寄り:膨れ・フカフカ箇所
・ 端部:立ち上がり・取り合い
・ 排水口:ドレン周り
加えて
・ 雨の後に水が残るか
・ いつ気づいたか
この2つがあると判断が早いです。
ここまでやると不安が減る「次の一手」
1. 排水(ドレン)の状態を確認(詰まりがないか)
2. 端部・取り合いの切れを確認
3. 必要なら点検して「トップコートでOKか/改修か」を判断
※防水は「床」より「端部と排水」が命です(第104〜105弾の総復習)。
⸻
まとめ:膨れ・フカフカは“中身の劣化サイン”。でも判断はできる
・ 小さいうちは経過観察で済むこともある
・ 広がる/排水不良/端部の切れ/室内サインがあれば早め相談
・ 自分で切ったり強く洗うのはNG
・ 写真(全景+寄り+端部+排水口)で整理できる
ヌリケン・プラスでは、ベランダ防水は「端部と排水」を重視して、トップコートで済むか、改修が必要かを整理してご提案します。
※無理な営業はいたしません。相談=整理です。
株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡幸洋
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