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塗想ブログ

第136弾:【長崎の雨漏り】修理したのにまた漏れたら?|最初に確認する5つと業者への伝え方

雨漏り修理が終わり、

「これでもう安心できる」

と思っていたのに、次の大雨や台風で、また同じ場所が濡れてしまった😭

これは本当にショックですよね。

「修理したのに、なぜ?」
「工事が間違っていたの?」
「また費用を払わないといけない?」
「同じ業者へ連絡しても大丈夫?」

不安だけでなく、怒りや落胆を感じるのも無理はありません。

ただし、雨漏りが再発したからといって、すぐに「前回の修理がすべて失敗だった」とは限りません。

雨漏りには、

・ 水の入口が複数ある
・ 特定の風向きで別の場所から入る
・ 室内に残った水分が後から出る
・ 補修範囲とは別の場所が劣化する
・ 想定していなかった経路を水が通る

といったケースがあります。

大切なのは、感情を我慢することではなく、再発した状況を正確に残し、前回の工事内容と照らし合わせることです!

まず結論:再発したら「安全・記録・工事内容の確認」

雨漏りが再発した時は、次の順番で対応します。

1. 室内の安全を確保する
2. 再発中の写真や動画を撮る
3. 雨・風・時間を記録する
4. 前回の工事範囲を確認する
5. 修理を依頼した業者へ連絡する

原因が分からないまま、自分でコーキングを追加したり、別の業者へすぐ工事を頼んだりする前に、まず記録を残しましょう。

再発した時に最初に確認する5つ

① 前回と同じ場所から水が出ているか

最初に、前回の雨漏りと今回の症状を比べます。

確認したいのは、

・ 同じ天井の位置か
・ 同じ窓の上や横か
・ 水の量は同じか
・ シミの範囲が広がっているか
・ 水が出る方向が変わっていないか

です。

見た目では同じ場所でも、水の入口が同じとは限りません。

ただし、前回と今回の症状を比べることで、原因を絞る大きな手掛かりになります。

(前回の例)

(今回の例)

② どのような雨で再発したか

「雨が降った」という情報だけでなく、雨の条件も重要です。

例えば、

・ 普通の雨
・ 長時間続いた雨
・ 短時間の激しい雨
・ 台風
・ 横殴りの雨
・ 南風が強い雨
・ 北側から吹き付ける雨

などです。

前回は普通の雨で漏れ、今回は台風で漏れたのであれば、別の入口が関係している可能性があります。

逆に、毎回同じ風向きや同じ雨量で漏れる場合は、原因候補をさらに絞りやすくなります。

③ 雨が降り始めてから、何時間後に出たか

雨漏りは、雨が降った直後に出るとは限りません。

・ 降り始めてすぐ
・ 1時間後
・ 数時間後
・ 雨が止んでから
・ 翌朝

など、水が出るまでの時間はさまざまです。

雨が降ってすぐに出る場合は、比較的近い場所から水が入っている可能性があります。

時間がたってから出る場合は、壁や天井内部を水が移動したり、一定量たまってから出てきたりしている可能性があります。

正確でなくても、「雨が強くなって2時間くらいしてから」という程度で大丈夫です。

④ 前回の補修場所と、今回の水の位置関係

前回の見積書や工事写真があれば、今回の症状と比べてみましょう。

確認したいのは、

・ どこを補修したか
・ どの範囲まで施工したか
・ どのような方法だったか
・ 散水確認を行ったか
・ 補修後に経過確認をしたか

です。

例えば、前回は窓上部のシーリングだけを補修し、今回はさらに上の笠木やベランダから水が入っていることもあります。

また、応急処置として一部だけ補修した場合は、別の弱点から再発する可能性が残っていることもあります。

⑤ 工事後の保証や再発時の対応

見積書や契約書、保証書があれば、次の内容を確認します。

・ 保証期間
・ 保証の対象範囲
・ 同じ箇所が再発した場合の対応
・ 原因が別だった場合の扱い
・ 点検や再調査の費用
・ 連絡先

(保証書の例)

「雨漏り保証あり」と書いてあっても、建物全体のすべての雨漏りが対象とは限りません。

補修した場所や施工範囲だけが対象になっている場合もあります。

分からない場合は、自分で判断せず、業者へ確認して大丈夫です。

再発中に残してほしい写真と動画

雨漏りが止まった後では、水の量や出方が分からなくなることがあります。

安全な範囲で、次の記録を残してください。

1.部屋全体の写真

雨漏り箇所が、部屋のどの位置にあるかが分かる写真です。

2.水が出ている場所の寄り写真

天井、壁、窓枠など、最初に水が出ている部分を撮ります。

3.水の流れが分かる動画

10秒から30秒程度で十分です。

・ ポタポタ落ちている
・ 壁を伝っている
・ 窓の上から流れている
・ 天井の継ぎ目から出ている

など、水の動きが分かるように撮ります。

4.前回の修理箇所の写真

地上やベランダなど、安全な場所から撮影できる場合だけで構いません。

屋根や脚立を使う場所へは、無理に近づかないでください。

業者へ連絡する時の伝え方

雨漏りが再発すると、「ちゃんと直っていないじゃないですか」と言いたくなることもあると思います。

もちろん、不安や不満を伝えてはいけないわけではありません。

ただ、原因を早く整理するためには、感情だけでなく、次の情報も一緒に伝えるのがおすすめです。

・ 再発した日時
・ 雨の強さ
・ 風の向き
・ 水が出た場所
・ 前回との違い
・ 写真や動画の有無

そのまま使える連絡テンプレ

「以前補修していただいた雨漏りについて、再び症状が出たため確認をお願いします。

【再発した日時】〇月〇日・〇時ごろ
【天候】大雨/台風/風を伴う雨
【場所】〇階・〇〇部屋の天井/窓上部など
【水の出方】ポタポタ落ちる/壁を伝う/シミが広がる
【前回との違い】同じ場所/少し横へ移動/水量が増えたなど
【現在の状況】現在も漏れている/雨が止んで現在は止まっている

写真と動画があります。

前回の補修範囲との関係、再調査や保証の対象になるかも含めて確認をお願いします。」

再調査の時に確認したいこと

業者が再訪した際は、次の内容を確認しましょう。

1. 前回は、どの場所を原因と判断したのか
2. どの範囲を補修したのか
3. 今回は同じ場所からの再発なのか
4. 別の入口が考えられるのか
5. 補修箇所に異常はないか
6. 次にどのような調査が必要か
7. 費用や保証の扱いはどうなるか

原因が完全に分からない場合も、

・ 前回の補修箇所は問題なかった
・ 新しい原因候補が見つかった
・ 特定の風向きでしか再現しない
・ 複数の入口が考えられる

など、分かったことを整理してもらいましょう。

再発時にやってはいけないこと

① 前回の補修部分を自分で剥がす

補修材やシーリングを剥がしてしまうと、施工状態が確認できなくなります。

保証の判断にも影響する可能性があります。

② 原因不明のまま、さらにコーキングを重ねる

怪しい場所を次々に塞ぐと、水の出口を塞いだり、本当の入口を分かりにくくしたりすることがあります。

まずは、再発した状態を記録してください。

③ すぐに別の業者へ工事を依頼する

別の意見を聞くこと自体は問題ありません。

ただし、前回の業者が確認する前に別の工事を行うと、

・ 再発原因
・ 前回工事との関係
・ 保証の対象
・ 元の施工状態

が判断しにくくなります。

緊急時を除き、まず前回の業者へ連絡するのがおすすめです。

④ 濡れた天井や電気設備に触る

天井が膨らんでいる、照明やコンセント付近が濡れている場合は危険です。

真下へ立たず、安全な距離を取りましょう。

必要に応じて、電気業者や専門業者にも確認を依頼します。

雨漏りが再発する主な理由

原因① 水の入口が複数あった

一つ目の入口を補修しても、別の場所から水が入っている場合があります。

特に、

・ 窓まわり
・ 外壁目地
・ 笠木
・ ベランダ
・ 屋根と外壁の取り合い

などが近い場所では、原因が複数重なっていることがあります。

原因② 実際の雨の条件を再現できなかった

散水調査で症状が止まっていても、台風時の強い風圧や長時間の雨までは再現できないことがあります。

普段の雨では問題なくても、特定の条件で再発するケースです。

原因③ 補修が応急処置だった

予算や緊急性から、一時的に水の入口を抑える補修を選ぶ場合があります。

応急処置は、建物全体の弱点をすべて直す工事ではありません。

見積や説明の際に、本工事なのか応急処置なのかを確認することが大切です。

原因④ 水の入口が別の場所へ移った

一つの隙間を塞いだことで、水が別の経路へ回ることがあります。

これは、建物内部の防水処理や排水構造に問題がある場合などに起こることがあります。

原因⑤ 前回とは別の劣化が発生した

補修後に、

・ 台風で板金が動いた
・ 新しいひび割れが発生した
・ シーリングが別の場所で切れた
・ 排水口が詰まった

など、別の不具合が起きることもあります。

再発したからといって、諦める必要はありません

雨漏りは、建物の中を水が移動するため、原因の特定が難しいことがあります。

一度で止まるケースもあれば、複数の原因候補を一つずつ確認する必要があるケースもあります。

大切なのは、

・ 前回の判断
・ 補修した範囲
・ 再発した条件
・ 今回の水の出方

を比べながら、原因候補を整理し直すことです。

「また漏れたから、もうどこへ頼んでも同じ」

と諦める必要はありません。

記録を積み重ねることで、水の入口を絞り込めることがあります。

ヌリケン・プラスへご相談いただく方へ

ヌリケン・プラスでは、雨漏り修理後に再発した場合も、最初からお客様の使い方や建物のせいにするのではなく、前回の調査・補修内容と今回の症状を照らし合わせます。

確認するのは、

・ 前回施工した場所
・ 今回水が出た場所
・ 雨や風の条件
・ 補修箇所の現在の状態
・ 別の原因候補
・ 追加調査の必要性

です。

他社様で補修した雨漏りが再発したケースでも、過去の見積書や工事写真があれば、原因整理の参考になります。

「以前、別の会社で直したけれど、また漏れている」

というご相談でも大丈夫です。

まずは、分かる範囲で状況をお聞かせください。

まとめ:再発したら「前回との違い」を記録する

雨漏りが再発した時は、次の5つを確認しましょう。

1. 前回と同じ場所か
2. どのような雨や風だったか
3. 雨が始まって何時間後に出たか
4. 前回はどこを補修したか
5. 保証や再発時の対応はどうなっているか

雨漏りが再発すると、不安になるのは当然です。

ただし、すぐに原因を決めつけたり、自分で補修を重ねたりする必要はありません。

再発中の写真や動画を残し、前回の工事内容と比べながら、原因を一つずつ整理しましょう。

「また漏れた」と伝えるのは、決して言いにくいことではありません。

安心して暮らせる状態にするために、遠慮せず確認してください。

株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡幸洋

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