塗想ブログ
第186弾【失敗しないための住まい辞典】「塗膜」って何?|外壁を雨や紫外線から守っている“薄いバリア”の正体
2026年08月29日(土)
外壁塗装のお話をしていると、
「塗膜が劣化していますね」
「塗膜の防水性が落ちています」
という言葉が出てくることがあります。
でも、「そもそも塗膜って何?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は「失敗しないための住まい辞典」第3回!
外壁塗装を理解するうえで、とても大切な「塗膜」について、できるだけ簡単にお教えします!
塗膜とは?
簡単に言うと、塗料が乾燥して、外壁の表面につくる薄い膜のことです。
外壁塗装というと、「家をきれいな色にする工事」と思われるかもしれません😌
もちろん、それも大切な役割です。
しかし、私たちが塗装をする一番大きな目的は、外壁材そのものを雨や紫外線などから守ること。
その役割を担っているのが塗膜なんです!
家にとっての「バリア」のような存在
外壁は365日、雨・紫外線・風、・暑さ・寒さなどにさらされています。
長崎ではさらに、地域によって潮風や湿気などの影響も考えなければなりません。
その外側で建物を守っているのが塗膜です。
イメージとしては、外壁材の上に薄いバリアをつくっていると考えていただくと分かりやすいと思います。
塗膜が弱ってくるとどうなる?
塗膜も永久に性能を維持できるわけではありません。
年月とともに少しずつ劣化していきます。
その時に現れやすいのが、
・ 色あせ
・ チョーキング
・ ツヤの低下
・ ひび割れ
・ 塗膜の膨れ
・ 剥がれ
などです。
(例)

前回までにご紹介した「チョーキング」も、塗膜の劣化を判断するサインの一つなんです👀‼
塗膜が傷むと、すぐ雨漏りするの?
ここは誤解してほしくないところです。
塗膜が劣化した=すぐ雨漏りするということではありません🙅
建物には外壁材やシーリング、防水層など、さまざまな部分が関係しています。
なので、
「チョーキングがあります!」
「塗膜が劣化しています!」
「すぐ塗装しないと雨漏りします!」
と必要以上に不安になる必要はありません。
大切なのは、塗膜だけではなく建物全体の状態を確認することです。
じゃあなぜ塗り替えるの?
塗装は、傷んでしまった建物を魔法のように元通りにする工事ではありません。
大切なのは、外壁材が大きく傷む前に、塗膜をつくり直して保護すること。
ここです!!
外壁材そのものまで傷みが進めば、塗装だけでは対応できず、補修や交換が必要になる場合があります。
だからこそ、「完全に傷んでから塗る」のではなく、適切なタイミングでメンテナンスすることが大切なんです😌
「何回塗りますか?」だけではなく「なぜ塗るのか」
外壁塗装では、「3回塗りです」という説明をよく聞くと思います。
一般的には、「下塗り・中塗り・上塗り」という工程があります。
でも大切なのは、単純に回数だけを見ることではありません。
使用する塗料の施工仕様を守り、必要な塗布量や乾燥時間を確保し、適切な下地処理を行ったうえで塗膜を形成する。
この一つひとつの工程が、最終的な塗膜をつくっています。
⚠完成すると見えなくなる部分だからこそ、とても重要です⚠
ヌリケン・プラスが大切にしていること
私たちは、外壁塗装を「家の色を変える仕事」だけだとは考えていません。
もちろん、
「こんな色にしたい」
「家をもっと明るくしたい」
というお客様のご希望も大切にします。
でも、その土台にあるのは、大切なお住まいを長く守ること。
だからこそ、
・下地処理
・塗料の選定
・塗布量
・乾燥時間
・施工工程 など
完成後には分かりにくくなる部分も大切にしています。
きれいにするだけではなく、きちんと守る。
それが私たちの考える外壁塗装です。
今日覚えていただきたいこと
今回覚えていただきたいのは3つです。
① 塗膜とは、塗料が乾燥してできる薄い膜。
② 塗膜は外壁を雨や紫外線などから守っている。
③ 塗装は色を変えるだけではなく、住まいを保護するための工事。
これだけ分かれば十分です。
まとめ
外壁塗装を見ると、どうしても最初に目に入るのは「色」です。
でも、本当に家を守っているのは、その色の下にある塗膜です。
だから私たちは、完成した日の美しさだけではなく、その先の5年、10年を考えて施工することを大切にしています。
専門用語を一つ知るだけでも、見積書や業者さんからの説明が少しずつ分かるようになります。
分からないまま工事を決めない。
そして、自分のお住まいに本当に必要な工事を選ぶ。
この「失敗しないための住まい辞典」が、そのためのお手伝いになれば嬉しく思います。
株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡 幸洋
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