塗想ブログ
第94弾:【長崎の外壁塗装】補修してもひび割れが再発するのはなぜ?|戻る原因と“再発を減らす”対策
2026年05月29日(金)
ひび割れ補修(第93弾)の話をすると、必ず出る質問があります。
「補修しても、また割れることってあるんですか?」
「せっかく直したのに再発したら嫌だ…」
「何をしたら再発しにくい?」
結論から言うと、ひび割れは“戻ることがある”のが正直なところです。
ただし、戻るのには理由があり、その理由を押さえるほど再発リスクは下げられます。
今日は、再発する原因と、再発を減らす考え方をお教えします!
まず結論:ひび割れは「動き」と「水」と「下地」で戻りやすい
再発の多くは、次の3つが絡みます。
1. 建物の動き(揺れ・伸縮)
2. 水(雨水の侵入・乾燥湿潤の繰り返し)
3. 下地の状態(密着・材料選定・施工)
だから「補修=永久にゼロ」ではなく、どうすれば戻りにくい設計にできるかが大事です。
ひび割れが戻る主な原因(よくある7つ)
① 建物が動く(特に角・開口部)
窓やドアの角、外壁の角は力が集中しやすく、ひびが戻りやすい場所です。
これは施工不良というより、構造的に起きやすい場所です。
② ひびの“種類”に対して補修方法が合っていない
第93弾の続きです。
・ 深いひびに軽い補修だけ
・ 動く場所なのに追従性が弱い
・ 形状が合っていない
このミスマッチは再発につながりやすいです。
③ 下地処理が弱い(清掃・プライマー不足など)
補修材は“くっついて”性能が出ます。
下地が粉っぽい、汚れがある、接着処理が甘いと再発しやすくなります。
④ 乾燥不足(雨・湿度・日陰)
洗浄後や補修後に乾燥が足りないと、密着が弱くなりやすいです。
(第88弾の乾燥の話と同じ)
⑤ 水の入口が残っている(シーリングや取り合い)
ひびだけ直しても、近くのシーリングが切れていたり、雨樋の溢れで水が当たり続けていると、劣化が進みやすいです。
“水の流れ”もセットで整えるのが再発予防です。
(例)

⑥ 外壁材の劣化が進んでいる(全体が弱っている)
局所補修だけでは追いつかない状態のこともあります。
・ チョーキングが強い
・ 細かいひびが面で多い
・ 旧塗膜が弱い
この場合は、全体の下地調整と塗装設計が必要になります。
(例)

⑦ 施工の“厚み”が足りない(肉やせ)
補修材や下塗りが薄いと、性能が出にくいことがあります。
見た目をきれいにするだけではなく、必要な厚みが重要です。
再発を減らすための“対策”5つ(ここが実務)
対策① ひびの種類に合った補修(使い分け)
・ 軽いひび:整える(下地調整)
・ 深いひび:本格補修(形状づくり+充填)
・ 動く場所:追従性を意識
この使い分けができるほど再発しにくいです。
対策② 補修だけで終わらず「水の入口」を潰す
・ シーリング
・ 雨樋の溢れ
・ 水切り周り
ひび周辺の水の入口を一緒に整えると安心です。
対策③ 工程管理(乾燥時間を守る)
急ぐほど不具合が出やすい。
雨天順延は品質を守るため、と理解できると安心です。
対策④ 下塗り(密着)と塗装設計を整える
補修の上に塗る塗装が、追従性や密着性を助ける役割もあります。
「補修+塗装」でセット設計できる会社は強いです。
対策⑤ 点検で“戻り”を早期発見(小さいうちに守る)
再発がゼロにならない可能性があるからこそ、点検で小さいうちに拾うのが安心です。
お客様が安心できる質問テンプレ(コピペOK)
「このひびは再発しやすいタイプですか?
再発を減らすために、補修方法の理由と“水の入口”対策も含めて説明してください。」
これで説明の質が見えます。
まとめ:再発は“あり得る”。だから設計と管理で減らす
・ ひびは動きで戻ることがある
・ でも、種類に合う補修・水の入口対策・乾燥管理で減らせる
・ 点検で小さいうちに守れば不安は増えにくい
もし今、
「補修したのにまた出た」
「再発が心配」
そんな場合は、写真(寄り+引き)で状況整理できます。
※無理な営業はいたしません。相談=整理です。
株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡幸洋
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