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第134弾:【長崎の雨漏り】雨漏り調査の費用はなぜ違う?|無料点検と有料調査の違い

雨漏り調査を依頼しようと調べていると、

「雨漏り点検無料」
「現地調査無料」
「散水調査は有料」
「調査報告書は別料金」

など、会社によって書かれている内容が違います。

すると、

「無料で原因まで分かるの?」
「有料調査は高いのかな?」
「調査費を払って、原因が分からなかったらどうなる?」
「無料の会社にお願いした方がお得?」

と、迷ってしまいますよね。

結論から言うと、無料か有料かだけで、良い・悪いを判断することはできません。

大切なのは、その費用で、どこまで確認してもらえるのかです。

今回は、無料点検と有料調査の違い、費用に差が出る理由、依頼前に確認しておきたいことを整理してお教えします!

まず結論:無料点検と有料調査は「目的」が違う

一般的な考え方としては、次のような違いがあります。

無料点検

建物や雨漏り箇所を目視し、原因候補や必要な工事を確認するための点検です。

有料調査

時間・機器・人員を使い、雨水の入口や経路を詳しく絞り込むための調査です。

つまり、

無料点検=現在の状態を確認する
有料調査=原因を深く追いかける

という違いがあることが多いです。

ただし、対応範囲は会社ごとに異なります。
「無料」「有料」という言葉だけではなく、調査内容まで確認しましょう。

無料点検で確認すること

無料点検では、一般的に次のような確認が行われます。

・ 雨漏りした場所の聞き取り
・ 天井や壁のシミ
・ 窓まわりの濡れ
・ 外壁のひび割れ
・ シーリングの劣化
・ 屋根や板金の目視
・ ベランダや笠木
・ 過去の補修跡
・ 写真や動画の確認

(例)

目で見て明らかな破損があり、室内の症状とも一致している場合は、無料点検の範囲でも原因候補が見つかることがあります。

例えば、

・ 台風で瓦が大きくずれている
・ 板金が外れている
・ ベランダ防水が破れている
・ サッシ周りに大きな隙間がある

といったケースです。

無料点検だけでは判断しにくいケース

雨漏りは、見えているひび割れや隙間が、必ず原因とは限りません。

次のようなケースでは、目視だけで断定するのが難しいことがあります。

・ 台風の時だけ漏れる
・ 雨が降って数時間後に水が出る
・ 補修しても繰り返している
・ 室内の濡れと外側の位置が合わない
・ 原因候補が複数ある
・ 壁や天井の内部を水が移動している
・ 結露や配管漏水との区別が難しい

このような場合は、さらに詳しい調査を検討します。

有料調査では何をする?

有料調査では、建物の状況に応じて、次のような方法を組み合わせることがあります。

・ 水分計による測定
・ 赤外線カメラによる温度差の確認
・ 天井裏や屋根裏の確認
・ 散水調査
・ 高所カメラやドローンによる確認
・ 足場や高所作業車を使った調査
・ 写真付き調査報告書の作成
・ 建物図面や過去の修理履歴の確認

(赤外線カメラを使用した際の様子)

特に散水調査では、怪しい場所を範囲ごとに分け、順番に水をかけながら室内の変化を確認します。

建物の外と中で同時に確認する必要があるため、複数人で対応することもあります。

雨漏り調査の費用に差が出る7つの理由

① 調査にかかる時間

短時間の目視確認と、数時間かけて行う散水調査では、必要な時間が違います。

雨漏り箇所が複数ある場合や、症状が出るまで時間がかかる場合は、調査時間も長くなります。

② 使用する機器

・ 水分計
・ 赤外線カメラ
・ 高所カメラ
・ ドローン
・ 散水用の機材

など、使用する機器によって調査内容や費用が変わります。

ただし、高価な機器を使えば必ず原因が分かるわけではありません。

機器は、目視や聞き取りを補助するために使うものです。

③ 調査する人数

散水調査では、外で水をかける人と、室内で変化を確認する人が必要になる場合があります。

安全管理や記録担当を含め、複数人で調査するケースもあります。

④ 建物の高さや形状

・ 2階や3階の高所
・ 屋根の勾配が急
・ 隣家との間が狭い
・ 斜面に建っている
・ ベランダや屋根が複雑

といった建物は、安全に確認するための準備が必要です。

高所作業車や仮設足場が必要になると、費用も変わります。

⑤ 雨漏り箇所の数

一か所だけの雨漏りと、複数の部屋や窓で症状が出ている場合では、確認する範囲が違います。

原因が一つとは限らず、それぞれを分けて確認する必要があります。

⑥ 報告書の内容

口頭や写真数枚での説明なのか、原因候補・調査範囲・測定結果をまとめた報告書を作成するのかでも費用は変わります。

保険申請や管理組合への提出などで書類が必要な場合は、事前に相談しましょう。

⑦ 調査後の対応

調査後に、

・ 補修方法を提案する
・ 再発時に再確認する
・ 自然の雨で経過を見る
・ 補修後の点検を行う

など、どこまで対応するかによっても違いがあります。

無料点検だから悪い、有料だから安心とは限りません

ここは大切なポイントです。

無料点検でも、建物を丁寧に確認し、原因を決めつけず、分かることと分からないことを説明してくれる会社はあります。

反対に、有料調査であっても、

・ 調査内容が曖昧
・ どこを確認したか分からない
・ 機器の画像だけで原因を断定する
・ 調査後の説明が少ない

という場合は、不安が残ります。

選ぶ基準は料金だけではなく、

〇何を調べるか
〇なぜその調査が必要か
〇調査後に何が残るか

です。

有料調査を検討した方がよいケース

次のような場合は、詳しい調査を行う価値があります。

・ 何度補修しても雨漏りが再発する
・ 雨漏りの原因候補が複数ある
・ 台風や特定の風向きでしか漏れない
・ 大きな工事を勧められている
・ 室内の被害が広がっている
・ マンションや施設で報告書が必要
・ 原因を確認してから工事を決めたい
・ 外壁塗装だけで直るのか判断できない

原因が分からないまま大きな工事をするより、先に調査へ費用をかけた方が、結果的に無駄な工事を避けられることもあります。

調査費用を確認する時の質問7つ

雨漏り調査を依頼する前に、次の内容を聞いておきましょう。

1. 初回の現地確認は無料ですか、有料ですか?
2. その費用には、どこまでの確認が含まれますか?
3. 水分計や赤外線カメラは使用しますか?
4. 散水調査が必要な場合、別途費用はいくらですか?
5. 有料調査を行う前に、見積書を出してもらえますか?
6. 調査結果は写真や報告書で残りますか?
7. 原因が再現しなかった場合、その後はどう進めますか?

調査後に補修工事を依頼した場合、調査費用の扱いが変わる会社もあります。

その点も、事前に確認しておくと安心です。

注意したい「無料点検」の進め方

無料点検そのものが問題なのではありません。

ただし、点検後すぐに、

「今日契約すれば安くなります」
「全部塗装しないと雨漏りは止まりません」
「今すぐ工事しないと大変なことになります」

と、原因の説明がないまま契約を急かされた場合は、一度立ち止まりましょう。

本当に緊急性が高い場合でも、

・ どこが危険なのか
・ 何を先に行うのか
・ 応急処置で対応できるのか
・ 本工事はいつ判断するのか

を説明してもらうことが大切です。

そのまま使えるお問い合わせテンプレ

「雨漏りの調査費用について確認したいです。

【雨漏り箇所】〇階・〇〇部屋
【症状】天井から水/窓周辺の濡れ/壁のシミなど
【発生条件】大雨/台風/風を伴う雨
【過去の補修】あり/なし/不明

初回の現地確認が無料か有料か、どこまでの調査が含まれるか教えてください。

散水調査や報告書作成など、別途費用がかかる場合は、実施前に金額と内容の説明をお願いします。

調査結果を確認したうえで、補修工事を検討したいです。」

ヌリケン・プラスへご相談いただく方へ

雨漏りの原因は、建物や雨の条件によって異なります。

写真や目視ですぐに原因候補が見つかる場合もあれば、散水調査などで一つずつ確認する必要がある場合もあります。

ヌリケン・プラスでは、最初から必要以上の調査を行うのではなく、

・ 今回はどこまで確認するのか
・ 何が無料または有料になるのか
・ なぜ次の調査が必要なのか
・ 調査で何を確認するのか

を、実施前に整理してご説明することを大切にしています。

「調査費用を聞いたら、工事まで頼まないといけないのでは?」

と心配する必要はありません。

まずは状況を確認し、ご自宅に必要な調査の範囲を一緒に考えましょう。

まとめ:料金よりも「どこまで調べるか」を確認する

・ 無料点検は、目視や聞き取りによる状態確認が中心
・ 有料調査は、機器や散水を使って原因を深く絞り込む
・ 調査時間・機器・人数・建物条件で費用が変わる
・ 無料だから悪い、有料だから必ず安心とは限らない
・ 大きな工事の前には、原因調査が役立つことがある
・ 有料調査は、内容と金額を実施前に確認する
・ 調査結果を写真や報告書で残してもらう

雨漏りで困っている時は、費用のことを聞きにくく感じるかもしれません。

でも、遠慮する必要はありません。

「どこまで無料ですか?」
「追加費用がかかる前に教えてください」

と確認することは、安心して調査を依頼するために大切なことです。

原因が分からないまま工事へ進まず、まずは必要な調査と費用を一緒に整理しましょう。

株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡幸洋

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