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塗想ブログ

第137弾:【長崎の雨漏り】雨漏り修理の保証はどこまで?|保証対象・対象外・再発時の確認ポイント

雨漏り修理の見積書や説明の中で、

「工事後は保証があります」
「もしまた漏れても対応します」

と言われると、少し安心しますよね。

ただ、ここで確認しておきたいことがあります。

それは、何が、どこまで、何年間保証されるのかということです。

「保証あり」と書かれていても、建物全体で今後発生するすべての雨漏りが、無条件で保証されるとは限りません!

保証の対象は、

・ 今回補修した場所
・ 今回使用した材料
・ 今回施工した範囲
・ 今回特定した原因

などに限られることがあります。

今回は、雨漏り修理を依頼する前に確認しておきたい、保証の中身について分かりやすくお教えします!

まず結論:保証は「期間」より「対象範囲」が大切

保証について聞くと、多くの方が最初に気になるのは、「何年間保証されるの?」という点だと思います。

もちろん、保証期間も大切です。

ただし、雨漏り修理では期間だけでなく、

・ どの部分が対象なのか
・ どの症状が対象なのか
・ 再発時に何をしてもらえるのか
・ どのような場合は対象外になるのか

を確認することが重要です。

10年保証と書いてあっても、対象範囲が非常に限定されている場合があります。

反対に、期間が短くても、施工範囲や再発時の対応が明確であれば、判断しやすい保証といえます。

雨漏り修理の保証で確認したい7項目

① 保証される場所

最初に確認したいのは、保証の対象となる場所です。

例えば、

・ 2階寝室の窓上部
・ ベランダの排水口周辺
・ 笠木の継ぎ目3か所
・ 屋根板金の補修部分
・ 外壁目地の打ち替え部分

など、できるだけ具体的に確認します。

(例)

「雨漏り工事保証」とだけ書かれている場合は、「建物全体ではなく、今回補修した場所だけが対象ですか?」と聞いてみましょう👀

写真や図面に、保証対象となる範囲を示してもらうと分かりやすくなります。

② 保証される工事内容

同じ場所でも、今回の工事内容によって保証範囲が変わることがあります。

例えば、

・ シーリングの打ち替え
・ 防水層の改修
・ 板金の交換
・ ひび割れ補修
・ 屋根材の差し替え
・ 応急的な止水処置

などです。

応急処置の場合は、長期的な保証が付かないこともあります。

「今回の工事は本補修ですか、応急処置ですか?」
「どの施工部分が保証されますか?」

と確認しておきましょう。

③ 保証期間の始まりと終わり

保証期間については、

・ 工事完了日から始まるのか
・ 入金日から始まるのか
・ 保証書発行日から始まるのか
・ 何年間または何か月間なのか

を確認します。

(例)

口頭で「数年間は大丈夫です」と聞くだけでなく、保証書や契約書へ期間を記載してもらうと安心です。

④ 再発した時に、どこまで対応してもらえるか

雨漏りが再発した場合、必ず無償で全面的な再工事になるとは限りません。

再発時の対応には、

・ 現地確認
・ 水分測定
・ 散水調査
・ 補修箇所の点検
・ 同じ施工箇所の手直し
・ 別の原因候補の調査
・ 足場や高所作業

などがあります。

ここで確認したいのは、

「再発した場合、現地確認は無償ですか?」
「再調査や散水調査は保証に含まれますか?」
「足場が必要な場合、足場費用も対象ですか?」

という点です。

施工箇所の手直しは無償でも、散水調査や足場費用は別途になる場合があります。

⑤ 同じ場所と、同じ原因の違い

雨漏りでは、室内で同じ場所が濡れていても、雨水の入口が前回と同じとは限りません。

例えば、以前は窓まわりのシーリングから入り、今回は上階の笠木から入ることもあります。

室内では同じ窓の上から水が出ていても、原因が別であれば、前回工事の保証対象外になる可能性があります。

そのため、再発時は、

・ 前回と同じ施工部分の不具合なのか
・ 別の場所から入っているのか
・ 新しい劣化が発生したのか

を確認する必要があります。

「同じ室内箇所から水が出た場合は、どのように判断しますか?」と事前に聞いておくと安心です。

⑥ 保証対象外になる条件

保証には、対象外となる条件が設けられていることがあります。

代表的な例としては、

・ 台風や地震などによる新たな破損
・ 別業者やお客様自身が補修した
・ 建物の別の場所から水が入った
・ 経年劣化によって新しい不具合が発生した
・ 排水口の詰まりなど、維持管理が原因だった
・ 結露や配管漏水など、雨漏り以外の水分だった
・ 建物の構造上、補修範囲外から水が回った

などがあります。

(例)

ただし、対象外になる条件は会社や工事内容によって異なります。

保証書の小さな文字も含め、分からない部分は説明を受けましょう。

⑦ 保証を受けるために必要な連絡方法

再発した場合、

・ いつまでに連絡する必要があるか
・ 電話・メール・LINEのどれで連絡するか
・ 写真や動画が必要か
・ 保証書の提示が必要か
・ 他社が触る前に連絡する必要があるか

を確認しておきます。

(例)

特に、再発後に別の業者や自分で補修してしまうと、元の施工状態を確認できなくなり、保証判断が難しくなる場合があります。

まずは施工した会社へ連絡し、状況を確認してもらいましょう。

保証書に書いてほしい内容

雨漏り修理の保証書では、次の内容が分かると安心です。

・ お客様名
・ 建物住所
・ 工事完了日
・ 保証期間
・ 保証対象となる工事
・ 保証対象となる場所
・ 保証対象外の条件
・ 再発時の連絡先
・ 施工会社名
・ 担当者名
・ 必要に応じて施工写真

文章だけで範囲が分かりにくい場合は、写真に丸印を付けて保証対象を示してもらう方法もあります。

「雨漏り10年保証」なら絶対安心?

長い保証期間は、判断材料の一つになります。

ただし、期間だけで決めるのはおすすめできません。

例えば、

・ 保証対象がシーリング材の剥がれだけ
・ 台風時の雨漏りは対象外
・ 再調査費や足場費は別料金
・ 建物の動きによるひび割れは対象外
・ 原因が別と判断された場合は有料

という条件があることも考えられます。

大切なのは、「長いか短いかではなく、何が起きた時に何をしてもらえるか」です。

応急処置と本補修では保証が違う

雨漏りが激しい場合、その日のうちに応急処置を行うことがあります。

応急処置は、

・ 一時的に水の量を減らす
・ 室内被害の拡大を抑える
・ 本調査までの時間を確保する

ための対応です。

そのため、応急処置には保証が付かない、または短期間のみとなることがあります。

応急処置を受ける際は、

「今回は一時的な対応ですか?」
「本補修は別に必要ですか?」
「応急処置に保証はありますか?」

と確認しましょう。

「一度作業したから完全に直った」と思い込まず、対応の目的を理解しておくことが大切です。

外壁塗装をすれば雨漏り保証も付く?

外壁塗装には、塗膜の剥がれなどに対する保証が付くことがあります。

ただし、塗装の保証と雨漏りの保証は、同じとは限りません。

外壁塗装を行った後に雨漏りした場合でも、

・ 屋根
・ 笠木
・ サッシ内部
・ ベランダ防水
・ 配管貫通部
・ 壁内部の防水紙

など、塗装していない場所が原因であれば、塗装保証の対象外になることがあります。

「外壁塗装の保証に、雨漏りも含まれますか?」と確認しましょう!

塗膜保証と雨漏り保証は、分けて説明してもらうと安心です。

保証が付かない工事は頼まない方がいい?

保証が付かないからといって、必ず悪い工事とは限りません。

例えば、

・ 原因候補が複数ある
・ 応急処置として行う
・ お客様の希望で補修範囲を限定する
・ 古い建物で他の劣化箇所が多い
・ 再発条件を完全に再現できない

場合は、保証を付けることが難しいこともあります。

その場合は、

・ なぜ保証が付かないのか
・ 今回の工事でどこまで改善を目指すのか
・ 再発した場合にどう進めるのか
・ 次に必要な工事は何か

を確認しましょう。

保証がないことより、保証できない理由が説明されないことの方が不安です。

雨漏り保証を受けるために、お客様側で気を付けること

① 工事写真・見積書・保証書を保管する

紙だけでなく、スマートフォンで撮影して保存しておくと安心です。

② 再発したら写真や動画を撮る

雨漏りが起きている時の記録は、前回との違いを判断する手掛かりになります。

③ 自分で補修する前に連絡する

コーキングや防水テープを追加する前に、施工会社へ相談しましょう。

④ 排水口や雨樋を定期的に確認する

保証対象外となる維持管理上の不具合を防ぐため、落ち葉やゴミの詰まりを確認します。

ただし、高所や屋根へ登る必要はありません。

安全に確認できる範囲だけで大丈夫です。

契約前に使える確認テンプレ

「雨漏り修理の保証について確認したいです。

1. 保証対象となる場所
2. 保証対象となる工事内容
3. 保証期間
4. 再発時の現地確認費用
5. 再調査や散水調査の費用
6. 足場が必要な場合の費用
7. 保証対象外となる条件
8. 再発時の連絡方法

以上について、契約前に説明をお願いします。

可能であれば、保証対象となる範囲を写真や書面で残してください。」

再発時に使える連絡テンプレ

「以前、雨漏り修理をしていただいた箇所で、再び症状が出ました。

【発生日時】〇月〇日・〇時ごろ
【天候】大雨/台風/風を伴う雨
【場所】〇階・〇〇部屋
【前回との違い】同じ場所/少し横/水量が増えたなど
【現在】漏れている/現在は止まっている

写真と動画があります。

前回の保証対象となるか、まず現地確認をお願いします。
別の原因が考えられる場合は、その理由と追加調査の費用を事前に説明してください。」

ヌリケン・プラスへご相談いただく方へ

ヌリケン・プラスでは、保証期間だけを大きく見せるのではなく、

・ どの場所が対象なのか
・ どの工事が対象なのか
・ どのような場合に保証できないのか
・ 再発時にどのように確認するのか

を、できるだけ分かりやすくご説明することを大切にしています。

雨漏りは、複数の入口が重なっている場合があります。

そのため、調査で確認できた範囲、今回施工する範囲、まだ可能性が残る場所を整理し、お客様と共有したうえで工事を進めます。

「保証があると言われたけれど、中身が分からない」
「別の会社で修理した雨漏りが再発した」
「以前の保証書を見ても、対象か判断できない」

というご相談でも大丈夫です。

見積書・保証書・工事写真があれば、一緒に内容を整理しましょう。

まとめ:「保証あり」ではなく、中身まで確認する

雨漏り修理の保証では、次の内容を確認しましょう。

1. 保証される場所
2. 保証される工事内容
3. 保証期間
4. 再発時の対応
5. 同じ場所でも原因が別の場合の扱い
6. 保証対象外となる条件
7. 保証を受けるための連絡方法

保証は、工事後のお客様を安心させるための大切な約束です。

だからこそ、曖昧なままにせず、契約前に質問して大丈夫です。

「何年保証ですか?」だけでなく、「また漏れた時、どこまで対応してもらえますか?」と確認しましょう。

不安のまま工事に進まず、保証の中身まで理解したうえで、安心できる雨漏り修理を選んでください。

株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡幸洋

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