塗想ブログ
第143弾:【長崎の雨漏り】写真を送る時は何を撮れば伝わる?|問い合わせ前にあると助かる5枚
2026年07月17日(金)
雨漏りの相談をしようと思い、スマートフォンを開いたものの、
「どこを撮ればいいの?」
「天井のシミだけで伝わる??」
「家の外も撮った方がいい???」
「写真が下手でも大丈夫????」
と、手が止まってしまうことがあります。
結論から言うと、きれいな写真でなくても大丈夫です。
専門的な場所を、お客様自身で探す必要もありません。
最初のお問い合わせでは、次の5枚があると状況を整理しやすくなります。
1. 部屋全体
2. 雨漏り箇所の位置
3. 症状のアップ
4. 建物全体
5. 外から見た気になる場所
全部そろわなくても問題ありません。
まずは、安全に撮れる写真だけ送ってください!
まず結論:「引き→寄り→外」の順番で撮る
雨漏りの写真は、近くから撮った写真だけでは、場所が分かりにくいことがあります。
反対に、遠くからの写真だけではシミや水滴の状態が見えません。
そのため、部屋全体から少しずつ近づき、最後に外側を撮るという順番がおすすめです。
問い合わせ前にあると助かる写真5枚
① 部屋全体が分かる写真
最初は、雨漏りしている部屋を入口付近などから広く撮ります。
この写真で確認したいのは、
・ どの部屋か
・ 外壁側か部屋の中央か
・ 窓との位置関係
・ 天井と壁のどちらか
・ 家具や電気設備が近くにあるか
という点です。
(例)

天井のシミだけを大きく撮る前に、まず部屋全体を1枚残しましょう。
スマートフォンを横向きにすると、広い範囲を撮りやすくなります。
② 雨漏り箇所の位置が分かる写真
次は、雨漏りしている場所と、その周辺を一緒に撮ります。
例えば、
・ 天井のシミと窓
・ 濡れた壁とエアコン
・ サッシ上部と天井
・ シミと照明器具
などが一緒に写る距離です。
(例)

この写真があると、
「窓の真上」
「外壁に近い天井」
「照明の横」
という位置関係が分かります。
雨水の入口は、室内で水が出た場所の真上とは限りません。
そのため、周辺まで写っている写真が大切です。
③ シミ・水滴・膨らみのアップ写真
3枚目は、症状が分かるように近くから撮ります。
撮影したいのは、
・ 天井のシミ
・ 水滴が出ている部分
・ 壁紙の浮き
・ 天井材の膨らみ
・ 木部の変色
・ 窓枠の濡れ
・ カビや黒ずみ
などです。
(例)

ピントが合わない場合は、少し離れて撮影し、後から画面を拡大して確認してください。
天井へ手を伸ばしたり、不安定な椅子や脚立へ乗ったりする必要はありません。
床から撮れる範囲で大丈夫です。
④ 建物全体が分かる外観写真
安全な場所から、ご自宅の外観を撮影します。
可能であれば、
・ 雨漏りしている部屋がある面
・ 建物全体
・ 屋根やベランダとの位置関係
が分かる写真を送ってください。
(例)

例えば、2階の窓まわりで雨漏りしている場合は、その窓と上部の屋根やベランダが一緒に写ると参考になります。
道路や敷地内から撮れる範囲で構いません。
隣家の敷地へ入ったり、危険な場所へ移動したりしないでください。
⑤ 外から見た気になる場所
最後に、地上やベランダなど、安全に確認できる場所から、気になる部分を撮ります。
例えば、
・ 窓まわりの隙間
・ 外壁のひび割れ
・ シーリングの切れ
・ 雨樋の外れ
・ ベランダの水たまり
・ 笠木の継ぎ目
・ サッシ上部
・ 配管まわり
などです。
(例)

ただし、お客様が「ここが原因だ」と判断する必要はありません。
「なんとなく気になる」という場所で十分です。
写真を確認したうえで、現地で見る場所を整理します。
水が出ている時は、動画もあると助かります!
雨漏り中であれば、10秒から30秒ほどの動画も役立ちます。
動画で分かりやすいのは、
・ ポタポタ落ちる水
・ 壁を伝っている水
・ サッシの上から出る水
・ 雨の強さ
・ 水が増えていく様子
などです。
動画を撮る時は、最初に少し離れた位置を写し、その後で水が出ている部分へ近づくと、場所と症状の両方が伝わりやすくなります。
ただし、照明器具やコンセント付近が濡れている場合は、撮影のために近づかないでください。
写真と一緒に教えてほしい5つのこと
写真だけでも状況は確認できますが、次の内容があると、さらに整理しやすくなります。
1. 雨漏りに気づいた日時
2. 雨や風の強さ
3. 雨が始まってから水が出るまでの時間
4. 初めてか、以前にもあったか
5. 現在も漏れているか、もう止まっているか
例えば、
「7月〇日、夜9時ごろ。強い雨と南風。雨が降り始めて約2時間後、2階寝室の窓上から水が出ました。翌朝には止まっています」
これくらいで十分です。
⸻
写真が1枚しかなくても相談できるんです!
雨漏り中は、バケツを置いたり、家具を移動したりと慌ただしくなります。
「写真を5枚も撮れなかった」
「シミの写真しかない」
「もう雨が止んでしまった」
という場合も問題ありません。
お手元にある1枚を、そのまま送ってください。
不足している写真があれば、
「次にこの角度から撮れますか?」
「外観を安全な場所から撮れますか?」
と、こちらからご案内できます。
最初から完璧にそろえる必要はありません。
写真を撮るために、やってはいけないこと
① 屋根へ登る
屋根の写真を撮るために、お客様自身が登る必要はありません。
雨漏り後の屋根は滑りやすく、屋根材や板金が不安定になっている場合もあります。
屋根上の確認は、専門業者へ任せてください。
② 雨や風の中で脚立を使う
雨樋、外壁、サッシ上部を撮るために脚立を使うのも危険です。
地上から見える範囲だけで大丈夫です。
写真が撮れない場所は、現地調査で確認します。
③ 膨らんだ天井を触る
天井材が水を含み、内部に水がたまっていることがあります。
手で押したり、棒で突いたりせず、写真だけ残してください。
真下には立たないようにしましょう。
④ 濡れた電気設備へ近づく
照明、コンセント、分電盤などの近くに水がある場合は、撮影よりも安全を優先してください。
焦げた臭い、火花、異音などがある場合は、濡れた設備へ触れず、専門業者へ連絡しましょう。
⑤ 原因と思う場所を先に塞ぐ
写真を撮った後、「ここが怪しいからコーキングしておこう🤔」と自分で塞ぐと、水の出口を塞いだり、原因が分かりにくくなったりすることがあります。
まずは現状のまま相談してください。
こんな写真は分かりにくい?
シミだけのアップ写真
症状は分かりますが、部屋のどこかが分かりません。
部屋全体や窓との位置関係が分かる写真も追加しましょう。
建物全体だけの写真
外観は分かりますが、被害箇所が分かりません。
気になる場所を、もう少し近くから撮った写真もあると助かります。
暗くてピントが合っていない写真
撮影後に一度画面を確認し、見えにくければ角度を変えて撮影してください。
ただし、安全に撮れない場合は無理をしないでください。
写真へ丸印や文字を入れたものだけ
丸印や説明は分かりやすいですが、加工前の元写真も残しておきましょう。
最初は元写真を送り、その後で、「この部分です」と印を付けた写真を追加すると伝わりやすくなります。
そのまま使えるお問い合わせテンプレ
「雨漏りの可能性があるため、写真を送ります。
【場所】〇階・〇〇部屋
【発生日時】〇月〇日・〇時ごろ
【天候】大雨/台風/風を伴う雨
【症状】天井から水/窓まわりの濡れ/天井シミなど
【現在】漏れている/現在は止まっている
【過去の雨漏り】初めて/以前にもある
写真は、
1. 部屋全体
2. 雨漏り箇所と周辺
3. 症状のアップ
4. 建物全体
5. 外から見た気になる場所
を送ります。
不足している写真や、現地で確認が必要な場所があれば教えてください。」
写真を送ったら、何が分かる?
写真だけで雨漏りの原因を完全に特定できるとは限りません。
ただし、写真を確認することで、
・ 緊急性が高そうか
・ 電気や天井落下の危険がないか
・ 室内と外部の位置関係
・ 現地で優先して見る場所
・ 用意する道具
・ 追加で撮ってほしい場所
を整理できる場合があります。
写真相談は、工事を決めるためではなく、次に何をすればよいか整理するための第一歩です。
ヌリケン・プラスへ写真を送る方へ
「写真がうまく撮れていないかも」
「これだけでは分からないかも」
「家が散らかっているから恥ずかしい」
と心配しなくて大丈夫です。
私たちが確認したいのは、お部屋の状態ではなく、雨漏り箇所と周辺の位置関係です。
片付けてから撮り直す必要もありません。
まずは、今ある写真を送ってください。
足りない部分があれば、安全に撮れる範囲で追加をお願いすることがあります。
原因が分からなくても、専門用語が分からなくても問題ありません。
「この辺から水が出ました」という一言と写真があれば、そこから一緒に整理できます。
まとめ:雨漏り相談は、まず5枚で大丈夫
お問い合わせ前に撮ってほしいのは、次の5枚です。
1. 部屋全体
2. 雨漏り箇所の位置
3. 症状のアップ
4. 建物全体
5. 外から見た気になる場所
水が出ている場合は、短い動画もあると状況が伝わりやすくなります。
ただし、写真を撮るために、屋根や脚立へ上がる必要はありません。
すべてそろっていなくても大丈夫です!!
まずは、スマートフォンに残っている1枚をそのまま送ってください。
その写真から、次に必要な確認を一緒に考えましょう。
株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡幸洋
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