塗想ブログ
第189弾【失敗しないための住まい辞典】サイディングって何?|よく使われている外壁材だからこそ知っておきたい劣化サイン
2026年09月01日(火)
「うちの外壁、サイディングらしいんですけど……」
「サイディングって、そもそも何ですか?」
外壁塗装のお話をしていると、こうしたご質問をいただくことがあります😌
前回の第188弾では、代表的な外壁材として、「窯業系サイディング・モルタル・ALC・金属サイディングなど」をご紹介しました🌟
今回は、その中でも戸建て住宅でよく見かける「窯業系サイディング」について、もう少し詳しくお教えします!
窯業系サイディングとは?
簡単にいうと、セメント質などを主原料として板状に成形した外壁材です!
工場で製造された外壁材を、住宅の外側へ一枚ずつ施工していきます。
レンガ調・石目調・タイル調・木目調など非常に多くのデザインがあります。
一見すると本物のレンガや木のように見えるものもあります。
そのため、「これもサイディングなんですか?」と驚かれることもあります👀
(例)

サイディングの見分け方は?
一つの目安になるのが外壁と外壁の間にある目地です。
窯業系サイディングでは、板と板の継ぎ目にシーリング材が施工されている住宅が多くあります。
前回までの「住まい辞典」でご紹介した、シーリング・コーキングが見分けるポイントです👀‼
サイディングの住宅を点検するときは外壁材だけを見ればいいわけではありません!
目地の状態も非常に大切です!!
(例)

サイディングで確認したい5つの劣化サイン
① チョーキング
外壁を手で軽く触ったとき、白っぽい粉や外壁と似た色の粉が付くことがあります。
これが第184弾でご紹介したチョーキング現象です。
塗膜が劣化してきていることを判断するサインの一つになります。
ただし、チョーキング=今すぐ塗装ではありません🙅
ほかの劣化状況も含めて判断することが大切です!
(例)

② シーリングのひび割れ・剥離
サイディング外壁では、ぜひ目地を見てみてください。
シーリングに、ひび割れ・肉やせ・剥離・破断などが起きている場合があります。
外壁自体はきれいでも、先にシーリングが傷んでいる住宅もあります。
だから私たちは、サイディングを見るときに外壁だけではなく目地も確認します。
(例)

③ 外壁材のひび割れ
サイディングそのものに、ひび割れが発生することもあります。
特に確認しておきたいのが、窓まわり・開口部の角・釘やビスの周辺などです🧐
小さなひび割れだからといって、すべてが緊急というわけではありません。
反対に、「塗れば隠れるから大丈夫」とも限りません🙅
大切なのはなぜ割れているのかを確認することです!
(例)

④ 反り・浮き
サイディングを横から見たときに少し反っていたり浮いて見えたりする場合があります🧐
サイディングが水分の影響を受けたり、経年による変化などで反りが生じることがあります。
状態によっては塗装だけでは対応できず、補修や部分的な交換などを検討することもあります😥
ここでも、何でも塗れば直るわけではないということを知っておいてください。
(例)

⑤ 塗膜の剥がれ・表面の傷み
塗膜の劣化が進むと色あせ・剥がれ・表面の荒れなどが見られることがあります🧐
外壁表面の保護機能が低下すると、外壁材が水分の影響を受けやすくなることもあります。
だからといって、年数だけを見て、「10年経ったから絶対塗装」と決める必要はありません!
同じ築年数でも、建物の向きや周辺環境、過去のメンテナンスによって状態は違います。
(例)

実は「外壁より目地が先」ということもあります
これはサイディング住宅でぜひ知っていただきたいことです。
「外壁がまだ綺麗だから大丈夫でしょ!」と思っていても、目地を見るとシーリングが大きく傷んでいる場合があります😱
逆に、多少色あせやチョーキングがあっても、すぐ大規模な工事が必要とは限りません。
だからこそ、外壁だけを見るのではなく建物全体を見る。
これが大切なんです!!
反っているサイディングも塗れば元に戻る?
残念ながら、塗装は外壁材そのものを新品へ戻す工事ではありません😭
傷み方によっては、「補修・固定・部分交換・張り替え・カバー工法」などの塗装以外の選択肢を検討する場合があります🧐
⚠これは非常に重要です⚠
塗装会社だからといって、何でも「塗りましょう!」で終わらせないこと。
私たちはここを大切にしています😌
見積書ではここを確認してください!
サイディング外壁の塗装見積りを見るときには、塗料の商品名や金額だけではなく、
「目地のシーリングはどうするのか?」
「ひび割れはどう補修するのか?」
「浮きや反りはないのか?」
「下地処理は何をするのか?」
このあたりも確認してみてください👀‼
例えば、
A社は安い。
B社は少し高い。
それだけでは、まだ比較できません🙅
シーリング工事が含まれているのか?
打ち替えなのか増し打ちなのか?
下地補修がどこまで含まれているのか?
工事内容まで見て、初めて比較できます!
ヌリケン・プラスが大切にしていること
私たちがサイディング住宅を確認するときは、「何を塗るか」だけを見るのではありません。
・外壁材の状態
・シーリング
・ひび割れ
・反りや浮き
・塗膜
・窓まわり
・建物全体
こうした部分を確認したうえで、「今、何が必要なのか。」を考えます!
場合によっては、「まだ塗装しなくても大丈夫ですよ!」とお伝えすることもあります。
反対に、「ここは塗装より先に補修を考えましょう!」となることもあります。
大切なのは、工事をすることではなくその家に必要な工事を見極めること。
私たちはそう考えています😌
今日覚えていただきたいこと
今回覚えていただきたいのは4つです!
① 窯業系サイディングは、戸建て住宅でよく使われている外壁材の一つ。
② 外壁だけでなく、目地のシーリングも確認する。
③ チョーキング・ひび割れ・反り・浮き・剥がれなどが点検のサイン。
④ サイディングが傷んでいるからといって、何でも塗装で直るわけではない。
この4つだけでも、自宅の外壁を見る目が少し変わってくると思います!
まとめ
サイディングは、多くの住宅で使われている身近な外壁材です。
でも、「サイディングだから、この塗料を塗れば大丈夫でしょ!」という単純なものではありません。
大切なのは、
・今の外壁がどんな状態なのか。
・シーリングはどうなっているのか。
・ひび割れはないのか。
・反りや浮きはないのか。
そして、塗装で守れる状態なのか。
ここまで確認してから工事内容を考えることです。
私たちヌリケン・プラスが大切にしているのは、工事を売ることより、住まいを守ること。
塗装が必要なら、その理由をきちんと説明する。
まだ必要なければ、それもきちんとお伝えする。
塗装では直せないなら、別の方法を考える。
お客様がご自身の住まいの状態を理解したうえで、納得して判断できることが一番だと考えています😊🌟
株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡 幸洋
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