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塗想ブログ

第202弾【ヌリケンブログ・第2章】「養生」って何?|外壁塗装で“塗らない場所を守る仕事”が大切な理由

外壁塗装の工事が始まると、窓にビニールが貼られていたり玄関まわりがシートで覆われていたり床にシートが敷かれていたりします。

これを、「養生(ようじょう)」と呼びます🔦

見積書にも、

「養生費」

「飛散防止養生」

「マスキング」

などの言葉が書かれていることがあります。

お客様からすると、「ビニールを貼るだけでしょ?」と思われるかもしれません。

でも実は、養生は外壁塗装の仕上がりだけでなく、お客様の家や生活を守るためにも大切な工程なんです!!

今回は、養生とは何なのか。

どんな場所を養生するのか。

そして工事中の生活で注意していただきたいことまで、分かりやすくお教えします!

そもそも「養生」とは?

外壁塗装でいう養生とは、簡単に言えば、塗料などを付けたくない場所を保護することです!

外壁を塗るとき、塗料は必ず塗りたい場所だけに付くとは限りません。

ローラーから細かな塗料が飛ぶこともあります。

刷毛で施工するときにも周囲へ付着する可能性があります。

そこで、「ビニール・養生シート・マスキングテープ・布製のシート・専用カバー」などを使い塗らない場所を保護します。

どんな場所を養生するの?

住宅によって違いますが、代表的には、

・窓

・サッシ

・玄関ドア

・床

・タイル

・土間

・給湯器などの設備まわり

・室外機まわり

・照明器具

・表札

・インターホン

・植栽

・車

・その他、塗料を付着させたくない場所

などがあります。

(例)

つまり、外壁を塗るために、外壁以外を守る仕事とも言えます🧐

養生は「汚さないため」だけではありません

もちろん一番分かりやすい目的は、塗料を付けないことです。

でも養生には、もう一つ大切な役割があります。

それが、仕上がりをきれいにすること。

例えば、

〇外壁とサッシの境目。

〇色を塗る部分と塗らない部分の境目。

こうしたところをきれいに仕上げるには、適切なマスキングが重要になります!

塗装は、広い壁面をきれいに塗るだけではありません。

端部や境目の仕上がりにも職人の仕事が表れます😌

養生が雑だとどうなる?

例えば、

〇窓に塗料が付いた。

〇玄関タイルに塗料が落ちた。

〇床に塗料が飛んだ。

〇サッシとの境目がガタガタになった。

こうしたことが起きれば、せっかく外壁がきれいになっても気持ちの良い工事とは言えません。

もちろん万一付着した場合には適切に対応する必要がありますが、その前に、できるだけ付着させないよう準備すること。

これが養生です!!

「全部覆えばいい」わけでもありません

ここが養生の難しいところです。

塗料を付けたくないなら、「全部ビニールで覆えばいいじゃないか」と思いますよね🧐

でも、お客様は工事中もそこで生活されています。

玄関は使います。

エアコンも使います。

窓を開けたいこともあります。

給湯設備や換気設備などもあります。

だから、塗装作業だけを考えて養生すればいいわけではありません🙅

安全性や設備への影響、お客様の生活も考えながら施工する必要があります。

「塗装中は窓を開けられませんか?」

これは、お客様からよく出る疑問の一つです。

窓を養生している間は、その窓を自由に開閉できないことがあります。

特に塗装している面の窓は、塗料の飛散を防ぐためにしっかり養生する場合があります。

だからこそ工事前に、

「普段よく開ける窓はありますか?」

「換気で必要な窓はありますか?」

などを施工会社へ伝えておくことをおすすめします。

工程によっては対応方法を検討できる場合があります。

「工事だから我慢してください」だけではなく、できるだけ生活への負担を減らす方法を一緒に考えることも大切だと思います😌

「エアコンは使えますか?」

これも非常に多い質問です。

特に夏場は重要ですよね🤔

室外機の近くを塗装する場合、塗料が付着しないよう保護することがあります。

ただし、室外機の吸気・排気を妨げるような覆い方をしたまま運転することは避ける必要があります。

工事中にエアコンを使用したい場合は、必ず事前に施工会社へ確認してください。

季節によっては、「エアコンを使える状態を確保する」ということ自体がお客様の生活を守る大切な配慮になります。

給湯器や換気口はどうする?

ここも、何でも完全に密閉すればいいわけではありません。

設備には、それぞれ役割があります。

給排気が必要な機器・換気するための部分・熱を逃がす必要がある機器などがあります。

そのため、設備の種類や使用状況を確認しながら適切に保護する必要があります。

お客様側で判断してビニールを外したりせず、気になる場合は施工担当者へ確認してください。

車にも養生することがあります

住宅のすぐ近くに車を駐車している場合塗料の飛散を防ぐため、工事内容によっては車を移動していただいたり、専用のカバーを使用したりする場合があります。

ただ、「カバーを掛けているから絶対大丈夫」と考えるのではなく可能であれば作業内容や風の状況なども踏まえて、安全な場所へ移動する方法も検討します。

特に吹付け作業などを行う場合には、周囲への飛散対策がより重要になります。

自分の家だけ守ればいい?

違います。

外壁塗装では近隣への配慮も非常に大切です👀‼

・隣家

・隣家の車

・植木

・道路

・共有部分

など、周囲へ塗料や洗浄水などが影響しないよう注意する必要があります。

足場には飛散防止用のメッシュシートを設置することが一般的ですが、それだけですべての飛散リスクがなくなるわけではありません。

・風の強さ

・風向き

・施工方法

・周辺環境

こうしたものを確認しながら作業する必要があります。

風が強い日に無理をしないことも「養生」の一つ

どれだけ丁寧に養生しても、天候条件によって施工に適さない場合があります。

特に強風の日。

養生シートがばたつく。

塗料が飛散しやすくなる。

足場上での安全性にも影響する。

こうした問題が考えられます。

だから、予定通り進めることより、安全に施工できるかを優先する。

これも大切な判断です。

工期が少し延びることがあっても、無理に作業を進めないことが結果的にお客様の家や周囲を守ることにつながります。

玄関は毎日使います

外壁塗装工事中でも、当然、お客様は玄関から出入りします。

だから玄関まわりでは、

塗料を付けない。

転倒しない。

シートで滑らない。

通路を確保する。

必要に応じて養生を調整する。

など、塗装だけではなく「人が通る場所」として考えることが重要です!!

特に、小さなお子様やご高齢の方、足元に不安がある方、ペットなどがいらっしゃる場合は、事前に施工会社へ伝えておくと安心です。

植木やお花も大切なお住まいの一部です

家の周りには、植木・花壇・家庭菜園・鉢植えなどがある住宅もあります。

これらも必要に応じて保護します。

ただし植物は生きています。

長時間完全に覆ったままにすることが適切ではない場合もあります。

施工範囲や作業時間を考えながら塗料から守ることと、植物への負担を抑えることの両方を考える必要があります🧐

養生を外すタイミングも大切です

養生は、貼れば終わりではありません。

塗装後には撤去します。

この撤去のタイミングや方法も、仕上がりに関係します。

テープを外したあと、

塗り残しがないか。

塗料がはみ出していないか。

サッシなどに付着していないか。

境目がきれいか。

こうした細部まで確認します。

養生を外して初めて見える部分もある。

だから最後の確認までが仕事です。

「養生費って必要?」と思ったら

見積書に、「養生費 一式」と書かれていることがあります。

お客様からすると、「ビニールとテープ代?」と思われるかもしれません。

でも養生費には、材料だけではなく、施工する。

必要に応じて調整する。

撤去する。

清掃する。

といった作業も関係します。

気になる場合は、「どの範囲の養生が含まれていますか?」と聞いてみてください😊🌟

分からない項目を質問することは、決して失礼ではありません。

お客様にも工事前に確認してほしいこと

外壁塗装が始まる前にぜひ施工会社へ確認してほしいことがあります。

窓はいつ開けられる?

エアコンは使える?

洗濯物は外に干せる?

車は移動した方がいい?

玄関は普段通り使える?

ペットへの影響は?

こうしたことです。

塗料の名前だけではなく、工事中の生活がどうなるのか。

これも契約前に確認しておくと安心です。

ヌリケン・プラスが養生で大切にしたいこと

私たちが工事しているのは、単なる「建物」ではありません。

そこには、お客様の生活があります。

玄関から仕事へ行く。

子どもたちが学校へ行く。

洗濯をする。

エアコンを使う。

ペットと暮らす。

毎日の生活は、工事中も続いています。

だから、外壁だけきれいにすればいいとは考えていません。

塗らない場所を守る。

お客様の生活をできるだけ守る。

近隣の方にも配慮する。

そして安全に施工する。

それも外壁塗装という仕事の一部です。

今日覚えていただきたいこと

今回は5つです。

① 養生は、塗料を付けたくない場所を守る工程。

② きれいな仕上がりをつくるためにも大切。

③ 何でも完全に覆えば良いわけではなく、設備や生活への配慮が必要。

④ 自宅だけではなく、車や植栽、近隣への飛散対策も大切。

⑤ 工事前に「窓・エアコン・洗濯・車・玄関」について確認しておく。

養生という専門用語を覚えなくても、「塗らないところを守るのも塗装職人の仕事」と覚えていただければ十分です。

まとめ

外壁塗装という仕事は、塗料を塗るだけではありません。

洗う。

補修する。

ケレンする。

サビ止めを塗る。

そして、塗らないところを守る。

その一つひとつが積み重なって、最後の仕上がりになります。

きれいな外壁になった。

でも窓に塗料が付いている。

玄関が汚れている。

植木が傷んでいる。

近隣へ迷惑をかけてしまった。

それでは、「良い塗装工事だった!」とは言えないと私たちは思っています。

ヌリケン・プラスが大切にしたいのは、塗る場所だけではなく塗らない場所も大切にすること。

そして、工事する家だけではなくそこで暮らしているお客様の毎日まで考えること。

目立つ仕事だけではなく、

見えないところ。

細かなところ。

当たり前と思われるところ。

そこまで丁寧に積み重ねてこそ、安心して任せていただける工事になると考えています。

株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡 幸洋

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