塗想ブログ
第110弾:【長崎の外壁塗装】ベランダ手すりの「笠木(かさぎ)」が雨漏り原因に?|見落としポイントと対策
2026年06月14日(日)
前回(第109弾)で、ベランダ防水は床より「端部(立ち上がり)」が重要だとお伝えしました。
その端部の中でも、見落とされやすいのが ”笠木(かさぎ)”です。
「笠木って何?」
「ベランダの手すりの上の金属のところ?」
そう、それです👀‼
結論から言うと、笠木は水が入りやすい条件がそろっているため、雨漏り原因になることがあります。
ただ、ポイントを押さえて点検すれば、不安はかなり減らせます。
まず結論:笠木は「水が当たる」「継ぎ目がある」「動く」=弱点になりやすい
笠木は、手すり壁の“上に被さっている金物”なので
・ 雨が直接当たる
・ 継ぎ目(ジョイント)がある
・ ビス穴がある
・ 温度変化で伸び縮みする
・ 風の影響も受ける
こういった理由で、水の入口になりやすい場所です。
笠木が原因のトラブルで多いパターン
① 継ぎ目(ジョイント)から入る
笠木は長さがあるので、途中に継ぎ目ができます。
ここが劣化すると浸水の入口になりやすいです。
② ビス穴・固定部から入る
固定のためのビス穴は、施工・劣化次第で弱点になります。
③ 端部(端っこ)やコーナーが切れる
角は動きが集中しやすく、切れ・浮きが出やすいです。
(例)

④ 笠木の下(手すり壁の上端)に水が回り込む
水が回り込むと、外壁側にシミ・汚れとして出たり、内部側に影響することもあります。
(例)

こんなサインがあれば要チェック(見える範囲でOK)
✅ 外から見えるサイン
・ 笠木の継ぎ目が割れている/隙間がある
・ コーキングが切れている/痩せている
・ 笠木が浮いている感じがする
・ 手すり壁の外側に黒い筋・シミがある
・ 強風雨の後に症状が出る
✅ 室内側(または下の部屋)に出やすいサイン
・ 雨の後にシミが濃くなる
・ 風の強い雨の後だけ出る
・ じわっと湿る感じがある
※結露の場合もあるので「雨の日と連動」が判断軸です(第95弾の続き)。
対策の考え方(笠木は“塗る”より“止水設計”)
① 笠木は塗装だけで解決しないことがある
笠木は金物なので塗装で見た目は整います。
でも、雨漏りの原因が継ぎ目や穴なら、必要なのは
・ 継ぎ目処理
・ シール(止水)のやり直し
・ 固定部の確認
・ 状態次第で部分交換
という“止水設計”です。
② ベランダ防水(端部)とセットで考えると安心
笠木の不具合は、立ち上がりや取り合いの不具合とセットで起きることが多いです。
だから第109弾の通り、端部全体を見て判断するのが正解です。
③ 放置すると、直す範囲が大きくなりやすい
小さな切れのうちに止めれば軽く済むことが多いですが、水が回り続けると、周辺の下地まで影響する可能性があります。
“早めに整理”が一番安心です。
そのまま使える確認テンプレ(コピペOK)
「ベランダの笠木(継ぎ目・角・ビス周り)を重点的に確認して、
止水(シール)の劣化があるか、雨漏りリスクがあるか教えてください。
必要な補修がある場合は、事前説明→了承→書面で進めますか?」
これで、提案の質が見えます。
写真の撮り方(相談が早くなる)
・ 笠木の全景(どこか分かる)
・ 継ぎ目・角の寄り
・ 手すり壁の外側のシミ(あれば)
・ 雨の後に変化があるなら、そのタイミングで1枚
これだけで原因の当たりがつけやすくなります。
まとめ:笠木は“見落とされがちな雨漏りポイント”
・ 笠木は水が当たり、継ぎ目・穴があるため弱点になりやすい
・ 塗装だけでなく「止水設計」が大事
・ 継ぎ目・角・ビス周り・手すり壁のシミをチェック
・ 雨の日と連動するサインがあれば早め相談が安心
ヌリケン・プラスでは、ベランダ防水は床だけでなく端部(立ち上がり)と笠木・排水まで含めて確認し、必要な処置を整理してご提案します。
※無理な営業はいたしません。相談=整理です。
株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡幸洋
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