塗想ブログ
第145弾:【長崎の雨漏り】業者はどこを見て選ぶ?|相談前に確認したい5つのポイント
2026年07月19日(日)
天井から水が落ちてきた。
窓まわりが濡れている。
壁紙にシミが広がってきた。
そんな時、多くの方が最初にするのは、スマートフォンで雨漏り業者を探すことだと思います。
しかし、検索すると、
・ 雨漏り修理専門店
・ 屋根工事会社
・ 塗装会社
・ 防水会社
・ リフォーム会社
・ 工務店
など、さまざまな会社が出てきます。
さらに、
「最短即日対応」
「完全無料」
「地域最安値」
「雨漏りを必ず止めます」
といった言葉も多く、
「結局、どこへ頼めばいいの?」
「どの会社も同じに見える」
「安いところを選んでも大丈夫?」
「何を基準に比較すればいい?」
と迷ってしまいますよね。
結論から言うと、雨漏り業者を選ぶ時は、金額だけではなく、調査の進め方、説明の分かりやすさ、工事後の対応まで確認することが大切なんです!
まず結論:相談時の対応に、その会社の姿勢が表れます
雨漏り業者を選ぶ時は、ホームページの見た目や価格だけでは判断できません。
最初の電話や問い合わせで、
・ 状況を丁寧に聞いてくれるか
・ すぐ工事の話ばかりしないか
・ 分からないことを正直に説明するか
・ 調査内容や費用を事前に伝えるか
・ 工事後の対応を説明できるか
を確認しましょう。
雨漏りは、原因確認から補修、工事後の経過確認まで続くことがあります。
だからこそ、困った時に話しやすい相手かどうかも大切な判断材料です。
雨漏り業者を選ぶ5つのポイント
① 症状や天候を詳しく聞いてくれるか
雨漏りの原因を考えるためには、建物を見るだけでなく、発生した時の状況を確認することが重要です。
相談時に、次のような質問があるか確認しましょう。
・ いつ雨漏りしましたか?
・ どの部屋ですか?
・ どこから水が出ましたか?
・ 雨の強さはどうでしたか?
・ 風は強かったですか?
・ どちらの方向から風が吹いていましたか?
・ 雨が降り始めて何時間後に漏れましたか?
・ 過去にも同じ場所で起きていますか?
・ 以前、補修したことはありますか?
雨漏りは、
・ 普通の雨では漏れない
・ 台風の時だけ漏れる
・ 長時間降った時だけ漏れる
・ 特定方向の風がある時だけ漏れる
ということがあります。
症状だけでなく、雨や風の条件まで聞いてくれる会社は、原因を丁寧に考えようとしている可能性があります。
② すぐに原因を決めつけないか
天井のシミを見ただけで、
「屋根が原因です」
「外壁塗装をすれば止まります」
「コーキングを全部打てば大丈夫です」
と決めつける場合は、一度落ち着いて考えましょう。
雨漏りの原因は、
・ 屋根
・ 棟板金
・ 外壁
・ サッシ
・ シーリング
・ ベランダ防水
・ 笠木
・ 配管貫通部
・ 雨樋
・ 結露
・ 給排水管
など、複数考えられます。
また、水の入口と、室内で水が出た場所が離れていることもあります。
信頼できる会社は、
「この部分の可能性が高いです」
「ここだけでは断定できません」
「もう一か所、確認が必要です」
と、分かったことと、まだ分からないことを分けて説明します。
自信満々に断定することが、必ずしも正しいとは限りません。
③ 調査内容と費用を事前に説明してくれるか
雨漏り調査には、いくつかの方法があります。
例えば、
・ 室内と外部の目視確認
・ 水分計による確認
・ 赤外線カメラ
・ 天井裏の確認
・ 屋根やベランダの点検
・ 散水調査
・ 必要部分の開口調査
などです。
調査を依頼する前に、
・ 初回点検は無料か有料か
・ どこまで確認するのか
・ 所要時間はどのくらいか
・ 屋根へ上がるのか
・ 散水調査は別料金か
・ 報告書や写真はもらえるか
・ 原因が分からなかった場合はどうするか
を確認しましょう。
「とりあえず見に行きます」だけではなく、調査内容と費用を事前に説明してくれる会社の方が安心です。
(例)

※弊社ではこのような調査報告書をお客様にお渡しいています。
④ 見積書に工事範囲と理由が書かれているか
雨漏り修理の見積書を受け取ったら、合計金額だけで判断しないようにしましょう。
確認したいのは、
・ どこを工事するのか
・ 何のために工事するのか
・ どの材料を使用するのか
・ どこまで撤去するのか
・ 下地補修を行うのか
・ 足場が必要か
・ 応急処置か本補修か
・ 追加費用が発生する条件
・ 工事後にどのように確認するのか
という点です。
(例)

例えば、
「雨漏り修理一式 30万円」
だけでは、内容が分かりません。
同じ30万円でも、
・ シーリングだけを打つ工事
・ 防水層を撤去して直す工事
・ 下地まで補修する工事
では、内容が大きく異なります。
安いか高いかを判断する前に、何をどこまで直すのかを確認しましょう。
⑤ 工事後の対応を説明できるか
雨漏り修理は、工事をしたその日に結果が分からない場合があります。
次の大雨や台風で、再発しないか確認することもあります。
そのため、契約前に、
・ 工事後はどのように確認するのか
・ 再発した場合は連絡できるか
・ 保証の対象はどこか
・ 保証対象外になる条件は何か
・ 今回直していない部分はどこか
・ 点検はあるか
・ 写真は保管されるか
を確認することが大切です。
「絶対に漏れません」という言葉だけではなく、もし再発した場合に、どのように対応するのかまで説明してもらいましょう。
こんな業者には少し注意が必要です!
その場で契約を急かす
「今日契約すれば安くします」
「今決めないと工事できません」
「すぐ全面工事しないと家が壊れます」
と急かされた場合は、緊急性の根拠を確認しましょう。
本当に危険な状態なら、
・ どの部分が危険なのか
・ 応急処置で時間を確保できるか
・ 本工事までどのくらい猶予があるか
を具体的に説明できるはずです。
不安なまま、その場で契約する必要はありません。
写真を見せずに説明する
屋根や外壁など、お客様から見えにくい場所は、写真で確認できることが大切です。
口頭だけで、
「かなり悪いです」
「全部直さないといけません」
と言われても、状態を判断できません。
どこが、どのように悪いのか、写真で説明してもらいましょう。
原因調査より工事の話が先に進む
相談してすぐに、
「屋根を葺き替えましょう」
「全面塗装しましょう」
「ベランダ防水を全部やりましょう」
と工事の話だけが進む場合は、
「なぜ、その工事が必要なのですか?」
「雨漏りの原因は確認できていますか?」
と質問しましょう。
工事金額が大きいことと、雨漏りが止まることは別です。
見積書が「一式」ばかり
一式表記がすべて悪いわけではありませんが、重要な工事項目まで一式だけでは内容を比較できません。
少なくとも、
・ 施工箇所
・ 工事方法
・ 使用材料
・ 数量や範囲
・ 工事目的
は確認しましょう。
質問すると態度が変わる
雨漏り工事は、お客様にとって分からないことが多い工事です。
質問した時に、
「専門的なので説明しても分かりません」
「こちらに任せてください」
「細かいことを気にしなくて大丈夫です」
と言われる場合は注意が必要です。
分からないことを質問でき、納得できるまで説明してくれる相手を選びましょう。
資格があれば、必ず安心?
資格や所属団体は、業者を選ぶ際の一つの参考になります。
例えば、
・ 建設業許可
・ 雨漏りに関する資格
・ 防水施工技能士
・ 建築施工管理技士
・ 塗装技能士
・ メーカー施工認定
・ 業界団体への所属
などです。
ただし、資格があるだけで、必ず原因を特定できるとは限りません。
反対に、資格名が多くても、
・ 説明が分かりにくい
・ 調査が不十分
・ 工事を急かす
・ 工事後に連絡が取れない
のであれば、安心とは言えません。
資格や実績に加えて、相談時の対応や説明内容も確認しましょう。
口コミはどこまで信用すればいい?
口コミも、業者選びの参考になります。
ただし、星の数だけではなく、内容を読みましょう。
特に確認したいのは、
・ 調査が丁寧だった
・ 写真で説明してくれた
・ 見積書が分かりやすかった
・ 無理に契約を勧められなかった
・ 工事中の報告があった
・ 工事後も連絡が取れた
・ 再発時に対応してくれた
という具体的な内容です。
「安かった」だけでは、工事品質や調査内容までは分かりません。
また、口コミだけをうのみにせず、実際に問い合わせた時の対応も確認しましょう。
相見積もりを取っても大丈夫?
雨漏り修理でも、相見積もりを取って大丈夫です。
ただし、各社で原因の見立てや工事範囲が違うことがあります。
比較する時は、価格だけでなく、
・ 原因の説明
・ 調査した範囲
・ 工事する場所
・ 工事方法
・ 使用材料
・ 足場の有無
・ 追加費用の条件
・ 保証範囲
・ 再発時の対応
を並べて確認しましょう。
A社は10万円、B社は30万円でも、同じ工事内容とは限りません。
見積金額の差には、必ず理由があります。
業者へ聞いてほしい7つの質問
相談時や現地調査後に、次の質問をしてみてください。
1. 雨漏りの原因として、どこが考えられますか?
2. どこまで確認できて、どこがまだ未確認ですか?
3. この工事で、どの部分を直しますか?
4. 部分補修と全面工事の違いは何ですか?
5. 追加費用が発生する可能性はありますか?
6. 工事後は、どのように止水確認をしますか?
7. 再発した場合は、どのように対応しますか?
この質問へ具体的に答えてもらえるかが、一つの判断材料になります。
そのまま使える問い合わせテンプレ
「雨漏りの可能性があり、調査をお願いできる会社を探しています。
【場所】〇階・〇〇部屋
【症状】天井シミ/水滴/窓まわりの濡れなど
【発生日時】〇月〇日
【天候】大雨/台風/普通の雨
【現在】水は止まっている/現在も漏れている
【過去の補修】あり/なし
【写真・動画】あり/なし
まだ工事内容や依頼先は決めていません。
初回調査の内容と費用、調査後の説明方法、工事を行った場合の再発時の対応について教えてください。」
ヌリケン・プラスが大切にしていること
ヌリケン・プラスでは、雨漏りの相談をいただいた時に、すぐ工事内容を決めるのではなく、
・ 症状が出た日時
・ 雨の強さ
・ 風向き
・ 水の出た位置
・ 建物の構造
・ 過去の補修歴
を確認します。
そのうえで、
・ 現在分かっていること
・ 原因として考えられる場所
・ まだ確認できていないこと
・ 次に必要な調査
・ 補修方法の選択肢
をご説明します。
原因が分からない時は、分からないまま無理に断定しません。
また、調査をしたからといって、その日に工事を決めていただく必要もありません。
ご家族で相談し、見積書を確認し、納得してから判断していただいて大丈夫です。
まとめ:雨漏り業者は「相談しやすさ」まで確認する
雨漏り業者を選ぶ時に確認したいのは、
1. 症状や天候を詳しく聞いてくれるか
2. すぐに原因を決めつけないか
3. 調査内容と費用を事前に説明するか
4. 見積書に工事範囲と理由が書かれているか
5. 工事後の対応を説明できるか
という5つです。
雨漏り工事は、金額だけで選ぶものではありません。
調査の進め方や説明の分かりやすさ、工事後にも相談できるかどうかまで確認しましょう。
そして、少しでも分からないことがあれば、遠慮なく質問してください。
質問した時に、丁寧に向き合ってくれるか。
そこに、その会社の本当の姿勢が表れます。
大切な住まいのことだからこそ、焦らず、納得できる相手を選びましょう。
株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡幸洋
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