塗想ブログ
第231弾【ヌリケンブログ・第2章】 外壁塗装の「下塗り」はなぜ必要?|完成すると見えなくなる1回目の塗装が大切な理由
2026年10月13日(火)
足場→高圧洗浄→下地処理→シーリング→養生。
ここまで終わって、いよいよ外壁を塗り始めます👀
最初に塗るのが、「下塗り」です!
外壁塗装では一般的に、
下塗り
↓
中塗り
↓
上塗り
という工程で施工します。
でも、完成した家を見ても下塗りは見えません。
「最後には隠れるのに、本当に必要なの?」と思いますよね。
今回は、なぜ下塗りが大切なのかをお教えします!
下塗りは「外壁と仕上げ塗料をつなぐ役割」
分かりやすく言うと、下塗りは既存の外壁とその上に塗る塗料をつなぐ大切な層です!
外壁へいきなり仕上げ塗料を塗ればいい、というものではありません。
下地の状態を整え、その上に施工する塗料が適切に密着できるようにする。
これが下塗りの大きな役割の一つです。
下塗り材は全部同じではありません
ここはぜひ知っておいてください。
外壁塗装なら、どの家でも同じ下塗り材を使うというわけではありません🙅
例えば、
・窯業系サイディング
・モルタル
・ALC
・既存塗膜の種類
・外壁の劣化状態
そして、その上に何を塗るのか。
これらによって、使用する下塗り材を選定します。
「シーラー」「フィラー」「プライマー」って何?
見積書を見ると、シーラー・フィラー・プライマーなどの言葉が書かれている場合があります。
全部同じではありません。
それぞれ目的や適した下地が違います。
例えば、
〇下地への吸い込みを抑える。
〇密着性を確保する。
〇細かな凹凸を整える。
〇上塗り材との相性を確保する。
など、下地や塗装仕様に応じて選びます。
だから大切なのは、「下塗りをするか」だけではなく「何を、なぜ使うのか」です!!
外壁が塗料を吸い込むことがあります
劣化した外壁では、下塗り材をかなり吸い込む場合があります。
塗っているそばから、下地へ吸収されていくような状態です。
こうした場合も、外壁の状態を確認しながら「使用する材料・塗布量・必要な工程」を判断します。
「どの家も下塗りは必ず1回だけ」と機械的に考えるのではなくメーカーの施工仕様と実際の下地状態を確認することが大切です😌
下塗りが終わったら確認します
下塗りを塗った。
はい、次!ではありません🙅
塗り残しはないか。
下地の状態はどうか。
必要な塗布量が確保できているか。
次の工程へ進める状態なのか。
こうしたことを確認します。
そして、メーカーが定める乾燥時間を守る。
これも重要です。
乾いていないのに中塗りへ進まない
「今日は天気がいいから、どんどん塗りましょう!」ではありません。
塗料には、次の工程へ進むまでに必要な乾燥時間があります。
気温・湿度・天候・使用する材料などによって条件があります。
だから、早く終わらせるために工程を詰めるという考え方はしません🙅
必要な時間は、きちんと置く。
これはヌリケン・プラスが工期を急がない理由の一つです。
「3回塗り」と書いてあれば全部同じ?
これも注意してほしいところです。
見積書に、「下塗り・中塗り・上塗り 3回塗り」と書いてあった。
もちろん大切な情報です。
でも、回数だけでなく何を塗るのかも確認してください。
下塗り材の商品名。
上塗り材の商品名。
メーカーの標準施工仕様。
そして外壁との適合性。
ここまで確認できると、より安心です😊🌟
下塗りの色が違って見えても大丈夫?
工事中、外壁を見て「あれ?お願いした色と違う!」と思うことがあります。
でも、それが下塗りなら心配しなくて大丈夫な場合があります。
下塗りは、最終的な仕上げ色とは違う色になることがあります。
このあと、中塗り・上塗りと工程を重ねて、最終的な色へ仕上げていきます。

下塗りは完成すると見えません
ここが、この工程の難しいところです。
下塗りを施工して、その上から中塗り。
さらに上塗り。
完成すると、下塗りは完全に隠れてしまいます。
だから、お客様からすると「本当にちゃんと塗ったの?」と確認しにくい工程です。
そこで大切なのが施工写真です。
見えなくなる工程こそ写真に残す
下塗り施工中。
下塗り完了。
中塗り。
上塗り。
それぞれ写真を残す。
そうすれば完成後でも、「この日に下塗りをしました!」と確認できます。
私たちヌリケン・プラスでは、完成写真だけではなく途中の工程をお客様に見える形で残すことも大切だと考えています😌
高級塗料でも、下塗りが合っていなければ意味がない
例えば、高耐久の上塗り材を選んだ。
20年近い耐久性を期待している。
でも、下地に合っていない下塗り材を使った。
施工仕様を守っていない。
必要な下地処理をしていない。
これでは、せっかく良い塗料を選んでも、その性能を十分に発揮できない可能性があります。
だから、塗料選びは上塗り材だけで考えない。
下地処理。
下塗り。
中塗り。
上塗り。
すべてで一つの塗装仕様です。
今日覚えていただきたいこと
下塗りには、
① 外壁と仕上げ塗料をつなぐ
② 下地の状態を整える
③ 下地に合わせた材料を選ぶ
④ 次の塗装工程につなげる
という大切な役割があります。
そして、下塗り材はどの家でも同じではありません。
外壁と使用する塗料に合った材料を選び、メーカーの施工仕様を守ることが大切です。
まとめ
外壁塗装で、一番目立つのは最後の上塗りです。
でも、その上塗りの下には、
高圧洗浄。
下地処理。
シーリング。
そして、下塗りがあります。
完成したら見えなくなる。
だからこそ、私は大切にしたいと思っています。
ヌリケン・プラスでは、ただ「3回塗りました」で終わるのではなくなぜこの下塗り材なのか。
外壁の状態に合っているのか。
メーカーの施工仕様を守れているのか。
そこまで考えて施工する。
そして、見えなくなる工程はできるだけ写真に残して、お客様へお伝えする。
外壁塗装は、最後に見える色だけで品質が決まる工事ではありません。
むしろ、見えなくなる工程の積み重ねが、最後の仕上がりを支えています。
さて、下塗りが終わりました。
次はいよいよ、お客様が選んだ色が外壁に入ってきます。
「中塗り」です!
でも、「中塗りと上塗りって、同じ塗料を2回塗っているだけじゃないの?」
次回は、ここをお話しします😊🌟
株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡 幸洋
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