塗想ブログ
第234弾【ヌリケンブログ・第2章】 外壁塗装の完了検査は誰がする?|足場を外す前に確認してほしいポイント
2026年10月16日(金)
外壁の上塗りが終わった!
付帯部も塗った!
養生も外した!
家全体がきれいになった!
「それでは明日、足場を解体します!」
……ちょっと待ってください💦
その前に、とても大切な工程があります。
それが、「完了検査」です👀
外壁塗装は、塗り終わったら完成ではありません。
きちんと施工できているかを確認して、必要な手直しをしてから完成。
今回は、足場を外す前の完了検査についてお教えします!
なぜ足場を外す前に検査するの?
理由はシンプルです。
足場がなくなると、高い場所を簡単に確認できなくなるからです。
1階部分なら地上から確認できます。
でも、
・2階の外壁
・軒天
・破風
・雨樋
・屋根まわり
・高い位置の細かな部分
こうした場所は、足場がなくなると確認が難しくなります。
だからこそ、足場があるうちに見る。
これが大切です。
何を確認するの?
まずは外壁です。
例えば、
〇塗り残しはないか。
〇色ムラはないか。
〇透けている場所はないか。
〇塗料が垂れていないか。
〇塗装ラインはきれいか。
〇細かな部分まで仕上がっているか。
などを確認します。
ただ遠くから、「きれいになったね!」と見るだけではありません。
近くから細かな部分まで確認します。

付帯部も確認します
外壁だけではありません。
・雨樋
・破風
・軒天
・水切り
・雨戸
・シャッターボックス
・鉄部
・その他、契約に含まれている施工箇所
一つずつ確認します。
外壁がきれいでも、雨樋の裏側に塗り残しがある。
細かなところに塗料が付いている。
そんなことがないように確認します。
シーリングも確認
シーリング工事を行っている場合はこちらも確認します👇
〇施工した場所。
〇仕上がり。
〇外壁との取り合い。
〇必要な箇所が施工されているか。
などを見ます。
もちろん、完成時だけを見るのではなく既存シーリング撤去 → プライマー → 充填 → 仕上げなど、途中の施工写真も合わせて確認できるとより安心です😊🌟
「塗ってはいけない場所」も見る
塗装工事では、塗った場所だけではなく塗ってはいけない場所も確認します。
窓・サッシ・玄関・タイル・土間・設備・配管・その他の部分。
養生を外したあと、塗料の付着がないか。
汚れが残っていないか。
細かな部分まで見ていきます👀‼
職人が自分で確認するだけでいい?
もちろん、実際に施工した職人自身が確認することは大切です。
でも私は、施工した本人だけではなく別の目でも確認することが大切だと思っています。
なぜなら、毎日その場所を見ながら施工していると気付きにくいこともあるからです。
施工した職人。
現場を管理する人。
そして可能であれば、お客様。
見る人が変われば、気付くところも変わります。
お客様も確認していいんです😊
「素人だから見ても分からないし……」と思わなくて大丈夫です。
専門的な施工判断は、私たち施工会社が行います。
でも、お客様だから気付くこともあります。
「ここ、前から気になっていたところはどうなりました?」
「この部分も塗る予定でしたよね?」
「ここの色が少し気になるんですが?」
何でも聞いてください。
お客様の家です。
遠慮する必要はありません。
ただし、お客様が足場へ勝手に上がるのは危険です
ここは注意してください!!
「自分でも2階を見たい!」と思っても施工会社の許可なく足場へ上がるのは危険です。
足場は高所です。
転落事故につながる可能性があります。
高い場所については、施工会社に確認してもらう。
写真や動画で見せてもらう。
必要に応じて一緒に確認方法を考える。
安全を最優先してください。
工程写真も確認します
完成した外壁だけを見ても、
・下塗り
・中塗り
・下地処理
・シーリングの途中工程
などは見えません。
だからこそ、施工写真が大切なんです!
例えば、
高圧洗浄
↓
下地処理
↓
シーリング
↓
下塗り
↓
中塗り
↓
上塗り
こうした工程が写真で残っていれば、完成後でも「この家で何をしたのか」を確認できます。
気になるところがあれば、足場があるうちに
完了検査で、「ここはもう少し手直ししよう」という場所が見つかることもあります。
それは決して、検査したからダメな工事だったということではありません。
むしろ、見つけるために検査をしています。
人が手作業で行う工事です。
大切なのは、気付いたところをそのままにしないこと。
必要な手直しをしてもう一度確認する。
そこまでやって、足場解体へ進みます。
足場解体を急がない
工程が少し遅れている。
次の現場が待っている。
早く足場を外したい。
施工会社側には、いろいろな事情があるかもしれません。
でも、それはお客様には関係ありません。
確認するべきところを確認せず「明日足場屋さんが来るから、とりあえず解体します」ではいけないと私は思っています。
足場は、一度外してしまえば簡単には戻せません。
だから、確認してから外す。
この順番が大切です😌
写真で見せることも大切
お客様は、2階の外壁や屋根付近を簡単には見ることができません。
だからこそ、私たち施工会社が見えない場所を見えるようにする。
写真。動画。施工記録。
こうしたものを使って、「ここまで施工しています!」とお伝えする。
私はこれも、工事の一部だと思っています。
完了検査は「粗探し」ではありません
完了検査というと、悪いところを探すようなイメージがあるかもしれません。
でも、そうではありません🙅
お客様へ安心してお渡しできる状態になっているかを確認する時間です。
職人が一生懸命施工した。
だからこそ、最後まで確認する。
私はそう考えています。
今日覚えていただきたいこと
足場を外す前には、
① 外壁の仕上がり
② 塗り残し・ムラ
③ 付帯部
④ シーリング
⑤ 塗料の付着・汚れ
⑥ 施工写真
⑦ 必要な手直し
を確認します。
そして、手直し → 再確認 → 足場解体
この順番が大切です。
まとめ
外壁塗装は、最後の上塗りをした瞬間に終わる工事ではありません。
確認する。
気付く。
直す。
もう一度確認する。
そして初めて、「足場を外して大丈夫です!」となります。
私は、完了検査は工事の最後に行うお客様へ家をお返しするための大切な確認だと思っています。
ヌリケン・プラスでは、「職人が塗ったから大丈夫!」だけではなく施工した職人。
現場を管理する人。
そして、お客様。
それぞれの目で確認できる工事を大切にしたいと思っています。
そして何より、足場を外してから後悔しない。
そのために、足場があるうちに確認できることは、しっかり確認する。
必要なら手直しする。
それから足場を外す。
ここまでやって、ようやく外壁塗装は本当の完成へ近づきます。
さて、完了検査も終わりました。
手直しも終わりました。
いよいよ、足場解体です!
でも足場を外す日にも、お客様に知っておいてほしいことがあります。
次回、第235弾でお教えします😊🌟
株式会社ヌリケン・プラス 代表 萩岡 幸洋
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