塗想ブログ
第239弾【ヌリケンブログ・第2章】 外壁塗装の5年点検では何を見る?|折り返し地点で確認したい「家からの小さなサイン」
2026年10月21日(水)
外壁塗装が終わって、1年点検。
そして、3年点検。
大きな問題もなく
いよいよ、5年点検です。
5年というと、
「そろそろまた塗装しないといけない❓」
と思われる方もいるかもしれません。
でも
「5年経ったから塗り替えましょう。」
ではありません🙅♀️
家の状態は一軒一軒違います。
大切なのは
年数だけで判断するのではなく
今、その家がどんな状態なのかを見ること。
今回は
外壁塗装から5年経った家で何を確認するのかをお話しします☘️
5年は一つの節目です
5年間、家は毎日
雨や風、紫外線
湿気・台風・暑さ・寒さにさらされています。
長崎では、強い雨☔台風🌀
海に近い地域では塩分の影響などもあります。
だから、施工直後とまったく同じ状態ではないこともあります。
でも
変化がある=すぐ工事
ではありません🙅♂️
まず状態を確認します‼
1年・3年の記録と比べる
ここで、これまでの点検が役に立ちます。
1年目の写真。
3年目の写真。
そして
5年目。
同じ場所を比較すると、変化が分かりやすくなります。
例えば
3年目にはなかった小さなひび割れ。
少しずつ増えている北面の汚れ。
シーリングの変化。
鉄部の小さなサビ。
こうしたものを、時間の流れで見ることができます。
まず外壁
外壁では
塗膜の状態。
色や艶の変化。
汚れ
コケ・藻
ひび割れ
膨れ
剥がれ
などを確認します。

5年経っていても、問題なくきれいな住宅はあります🏡✨
その場合は
「まだ大丈夫です」
でいいんです🙆
点検したからといって、工事を作る必要はありません。
チョーキングが出ていないか
外壁を触ったとき
手に白っぽい粉が付くことがあります。
これを
チョーキング
と呼びます。
塗膜が紫外線などの影響を受けて劣化していく過程で見られる
症状の一つです。
ただし、少し粉が付いたから
「今すぐ塗装しないと大変です😖!」
ではありません。
程度
場所
使用した塗料
その他の劣化症状
などを合わせて判断します。
一つの症状だけで結論を出さないことが大切です。
シーリングを見る
5年点検では、シーリングもよく確認します。
目地。
サッシまわり。
外壁との取り合い。
などです。
ひび割れ
剥離
硬化
痩せ
切れ
などが出ていないか。
もし変化があれば、どの程度なのか確認します👀✨
ここでも
「少し変化した=全部打ち替え」ではありません。
状態を見て判断します。
ひび割れは「前からあったか」が重要
外壁に小さなひび割れを発見した。
ここで役立つのが、過去の点検写真です。
1年目にはあった?
3年目には?
今回初めて?
長さは変わった?
幅は広がった?
こうして比較すると
動いているひび割れなのかを
判断するための情報になります。
だから点検写真は、
ただ撮るだけではなく、後から比較できるように残すこと
が大切です💫
鉄部の小さなサビ
5年程度経過すると
環境や部位によっては、鉄部に変化が見られることもあります。
例えば
水切り・鉄骨・手すり
その他の金属部
小さな傷からサビが出ていないか
塗膜に異常がないか、を確認します。
サビは
広がってから大掛かりに直すより
小さい段階で気付く方が対応しやすい場合があります。
雨樋も見ます
雨樋は塗装だけでなく
本来の役割である
雨水をきちんと流せているか
も大切です👍
割れ・外れ・変形
金具・詰まり
など、見える範囲で確認します。
特に台風や強風が多い長崎では
外壁とは別の原因で変化が起きている場合もあります。
軒天にシミはない?
軒天を見ると
家からのサインが見つかることがあります!
例えば
シミ
変色
剥がれ
膨れ
こうした症状です。
もちろん、シミがあるから必ず雨漏りとは限りません。
でも、以前なかったシミが出てきたのであれば
一度原因を確認した方がいい場合があります👀
雨漏りは「室内に水が落ちる前」に気付きたい
雨漏りというと
天井からポタポタ……💧
と水が落ちてくるイメージがあります。
でも、そこまで来る前に
外部に小さな変化が出ている場合があります。
外壁のひび割れ
シーリング
笠木
サッシまわり
屋根まわり
軒天のシミ
だから定期点検では
雨漏りが起きているか
だけではなく
雨漏りにつながりそうな変化がないか
という目でも確認します。
高いところは高所カメラも使う
5年経ったから
とりあえず屋根へ登る🪜
私たちは、そういう点検はしていません🙅♂️
まず地上から確認する。
そして必要に応じて
高所カメラを使って高い場所を確認します。
屋根材の種類や状態によっては
人が歩くこと自体が負担になる場合があります。
点検するために家を傷めてしまっては意味がありません。
お客様にも5年間のことを聞く
そして
今回も大切なのがお客様のお話です。
「この2年間、何か変わったことはありませんでしたか?」
3年点検から5年点検までの間に
台風が来た。
大雨があった。
雨樋から水があふれた。
気になる音がするようになった。
汚れやすい場所が出てきた。
小さなひび割れを見つけた。
そんなことがあれば、
ぜひ教えてください‼
5年点検では「3つに分けて考える」
点検で何か変化が見つかったとします。
そのとき私は
大きく3つに分けて考えることが大切だと思っています。
① 今、対応した方がいいもの
② 今すぐではないけれど、経過を見た方がいいもの
③ 問題なし。次回点検で確認すればいいもの
です。
何でも
「直しましょう🔨」
ではありません。
「まだ大丈夫です」と言える点検でありたい
私は、ここを大切にしたいと思っています💚
点検へ行った→問題なし
それなら
「まだ大丈夫ですよ🙆🏻♂️」
と伝える。
工事を勧めない。
そして
「また7年目に見ましょう」
でいい。
お客様にとって、それが一番安心できる点検ではないでしょうか。
逆に、必要なら早めに伝える
ただし!
放置すると傷みが広がりそう。
雨漏りにつながる可能性がある。
安全上問題がある。
そんな変化が見つかったら、そこはきちんとお伝えします。
必要以上に不安をあおらない。
でも、必要なことは隠さない。
その家にとって必要な判断をする。
これが大切です✨
5年目は「塗り替え時期を決める日」ではありません
塗料によって
期待される耐久性は違います。
住宅の立地条件も違います。
外壁材も違います。
ですので
築○年だから。
塗装して○年だから。
だけで判断するのはおすすめしません🙅🏻
年数は、あくまで一つの目安。
最終的には
現状を見て判断する。
これが基本です。
定期点検は家の「健康診断」
私は、定期点検を
家の健康診断のようなものだと思っています。
健康診断を受けて
「問題ありません👨🏻⚕️」
と言われたら安心しますよね💛
家も同じです。
点検して、問題なし。
それなら、そのまま暮らしていただく。
小さな変化があれば、記録する。
必要なら対応する。
悪くなるまで待たない。
それが定期点検です。

今日覚えていただきたいこと
5年点検では
① 外壁・塗膜
② チョーキング
③ シーリング
④ ひび割れ
⑤ 鉄部・サビ
⑥ 雨樋・付帯部
⑦ 軒天のシミや変化
⑧ 雨漏りにつながりそうな場所
などを確認します。
そして
1年、3年、5年
の記録を比較します。
まとめ
外壁塗装から5年。
まだきれいだから、何もしなくていい。
ではなく
まだきれいなうちに見る。
でも、5年経ったから
塗り替えないといけない。
でもありません。
見る。
比べる。
記録する。
そして
判断する。
必要なければ
「まだ大丈夫です‼」
と言う。
必要なことがあれば
早めにお伝えする。
私は、それが本当の定期点検だと思っています‼
ヌリケン・プラスでは
工事を増やすためではなく
できるだけ大きな工事をしなくて済むように家を見る。
そんなアフターサービスを続けたいと思っています✨
1年。
3年。
5年。
少しずつ、その家の特徴もわかってきます。
そして次は
7年点検。
7年になると
「まだ大丈夫」と「そろそろ注意して見よう」の
境目になる部分も出てきます。
だからこそ、また家を見ます✨
株式会社ヌリケン・プラス
代表 萩岡 幸洋
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